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第171回芥川賞・直木賞決定!

2024-07-18 | 本の紹介
昨夜、心待ちにしていた第171回芥川龍之介賞・直木三十五賞の発表がありました!

<芥川賞>
『サンショウウオの四十九日』 朝比奈秋 (「新潮」5月号)(1回目)
『バリ山行』 松永K三蔵 (「群像」3月号)(1回目)
<直木賞>
『ツミデミック』 一穂ミチ (光文社)(3回目)

勢いのある40代作家さん3名の受賞、おめでとうございます!

芥川賞の受賞が決まった朝比奈秋さんは京都府生まれの43歳。
医学部を卒業後、消化器内科の医師として働きながら執筆を始め、
2021年に『塩の道』で林芙美子文学賞を受賞し、小説家としてデビュー。

芥川賞の受賞が決まった松永K三蔵さんは、兵庫県西宮市在住の44歳。
茨城県生まれで西宮市に転居し、中学生のときから小説を書き始めました。
大学を卒業後、建築関係の会社に勤務するかたわら小説を書き、
3年前(2021年)『カメオ』で文芸誌の新人賞を受賞し、デビューしました。

芥川賞の2作品は面白そう!書籍化されているので、即、図書館に予約しました♪

直木賞の受賞が決まった一穂ミチさんは大阪府出身の46歳。
会社勤めをしながら執筆し、今までは顔出ししない覆面作家さんでした。
2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー、
2021年『スモールワールズ』は直木賞賞・本屋大賞など多くの文学賞の候補となり、
第9回静岡書店大賞、第43回吉川英治文学新人賞、咲くやこの花賞受賞を受賞しました
作品はベストセラーになり、私も「面白い作家さんが出て来たな!」と思ったのです。
2年前の『光のとこにいてね』に続いて3回目の候補で今回ついに受賞されました!

私は候補作のうち4作品を読了しましたが、『ツミデミック』が一番しっくりきました。
タイトルの意味は何?と思ったら、罪とパンデミック(世界的大流行)を掛けた造語で、
新型コロナウイルス禍を背景にした6つの短編が収められた犯罪小説集です。
ブログで本の記事が一気に減ってしまいましたが、1ヶ月に5.6冊は読んでいます。
夏の間はゆっくり座っている時間がなく、夜は疲れて眠くなってしまうので、
さらに減ってしまいそう…

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