魅惑の“エディ・ヒギンズ”

2020-08-20 | 【断想】音楽

 このまえ何となく、エディ・ヒギンズの「煙が目にしみる」を聞いて、いい雰囲気だ、他のアルバムもと思った。
 エディ・ヒギンズの「BEWITCHED:魅惑のとりこ」(2001 VENUS RECORDS)
 エディ・ヒギンズ・トリオ:Eddie Higgins Trio
 エディ・ヒギンズ:Eddie Higgins(p)
 ジェイ・レオンハート:Jay Leonhart(b)
 ジョー・アシオーネ:Joe Ascione(ds)
 1. What A Difference A Day Made:緑は異なるもの
 2. Detour Ahead:ディトゥア・アヘッド
 3. Bewithced, Bothered, And Bewildered:魅惑のとりこ
 4. You Must Believe In Spring:ユー・マスト・ビリーブ・イン・スプリング
 5. Beautiful Love:ビューティフル・ラブ
 6. Alice In Wonderland:不思議の国のアリス
 7. Angel Eyes:エンジェル・アイズ
 8. The Philanthropist:フィランスロピスト
 9. Estate:エスターテ
 10. Blue Prelude:ブルー・プレリュード
 11. I Hear A Rhapsody:アイ・ヒア・ア・ラプソディ
 12. As Time Goes By:時のたつまま
 13. Autumn Leaves:枯葉
 このピアノ・トリオの演奏を聞いて、僕は、ホーンや弦の音がしないと、ちょっともの足りなく感じるのだなあと自分を振り返った。
 寺島靖国氏によるライナー・ノートに、ジャズに接するに、「ジャズを愉しむ」「ジャズをきわめる」の二つのスタンスがある云々とあった。
 エディ・ヒギンズは、「愉しむ」タイプのジャズだ。
 「きわめる」タイプのジャズでも、愉しめるものもある、一概に言えないが。


“ゴー!”

2020-08-20 | 【断想】音楽

 デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)の「ゴー!」(1962 BLUE NOTE)。
 デクスター・ゴードンは、ハード・バップのテナー・サックス奏者。
 ブルー・ノート時代の代表的アルバム。
 パーソネル:ソニー・クラークのピアノ・トリオにワン・ホーン。
 デクスター・ゴードン(ts)
 ソニー・クラーク(p) 
 ブッチ・ウォーレン(b)
 ビリー・ヒギンズ(ds)
 収録曲
 1.チーズ・ケイク:Cheese Cake
 2.アイ・ゲス・アイル・ハング・マイ・ティアーズ・アウト・トゥ・ドライ
   :I Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
 3.セカンド・バルコニー・ジャンプ:Second Balcony Jump
 4.ラヴ・フォー・セール:Love for Sale
 5.ホエア・アー・ユー:Where are You
 6.スリー・オクロック・イン・ザ・モーニング:Three O'clock in the Morning
 力強さを感じさせる堂々としたサキソフォーン・プレイだ。
 まあまあだな。
 デクスター・ゴードン(1923-1990 67歳没)は、映画「ラウンド・ミッドナイト」の主演をつとめた。