ジョージ・ガーシュウィン:作曲・ピアノ・ロール
ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル・原点版)
マイケル・ティルソン・トーマス:指揮
コロンビア・ジャズ・バンド
CBS
何だか、アメリカの素晴らしいところを感じさせる曲だ。
ヨーロッパでは、このような曲は生まれなかっただろう。
日本人には、作れなかっただろう。
GEORGE GERSHWIN(1898-1937)
PORGY AND BESS (A Symphonic Picture by Robert Russell Bennett)
WILLIAM STEINBERG CONDUCTING
THE PITTSBURGUH SYMPHONY
MCA CLASSICS
ロベルト・ラッセル・ベネットによる交響的絵画「ポギーとベス」。
曲の途中に、静かに、「サマー・タイム」のメロディーが流れる。
ガーシュウィンの生気に満ちた音楽が展開している。
「サマー・タイム」は、ジョージ・ガーシュインによる1935年のオペラ「ボギーとベス」の中の歌。
以下のアルバムの中にあり、聞く。
アート・ペッパーの「モダン・アート」、CD盤のサービス・トラックとして。
アルバート・アイラーのヨーロッパでのデビュー当時のアルバム「マイ・ネーム・イズ・アルバート・アイラー(debut) / フリー・ジャズ(freedom)」。
「フリー・ジャズ」の方は、LP盤である。
この2曲を聞いて思うのは、フリー・スタイルは、度が過ぎると、人の情感には届かなくなるということだ。
アルバート・アイラーは、大好きなミュジシャンだけど、この演奏を比較するなら、アート・ペッパーに軍配をあげる。
アート・ペッパーの哀感たっぷりなのがいい。
この曲は、他にも、多くのミュージシャンが取り上げている。
参考に、S.Bechet作詞作曲の「サマー・タイム」がある。
これは、日本では、ザ・ピーナッツが、「可愛い花」(音羽たかし訳詞、宮川泰編曲)として、ヒットさせた。
オスカー・ピータンソンのピアノでも聞いてみた。これは、普通である。