「ジャンゴロジー」は、ジプシー・ギタリストのジャンゴ・ラインハルト(ジャン・バティスト・ラインハルト)のアルバム。
名盤中の名盤と評されている。
「ジャンゴ」と言うのは、あだ名で、「わたしは目覚める」と言う意味だそうだ。
ジャンゴの両親は、旅芸人、ジプシーである。ベルギー滞在中に生まれている。
1910年生まれ、1953年没の短い生涯だった。
「ジャンゴロジー:DJANGOLOGY」は、1949年の録音、RCAで売られている。
パーソネル
ジャンゴ・ラインハルト:Django Reinhardt (g)
ステファン・ブラッペリ:Stephane Grappelli (vn)
ジャンノ・サフレ:Gianno Safred (p)
カルロ・ペコリ:Cario Pecori (b)
オーレリオ・デカロリエ:Aurelio de Carolis (ds)
収録曲
1. Minor Swing
2. Beyond The Sea (La Mer)
3. Bricktop
4. Honeysucle Rose
5. Heavy Artillery (Artillerie Lourge)
6. Djangology
7. After You’ve Gone
8. Ou Es-Tu, Mon Amour ? (Where Are You, My Love ?)
9. I Saw Stars
10. Lover Man (Oh, Where Can You Be)
11. Menilmontant
12. Swing42
ギターとヴァイオリンのメロディは、なんと言えぬ懐かしさ、哀愁をただよわす。
そして、あわせて、ヨーロッパ音楽のふくよかな香りを放っている。
録音は、ローマのクラブで、アマチュアの手で行われたそうだ。
よって、音は悪いが、それがジャンゴの生きた時代・環境を物語るようで、かえって、とても魅力的だ。