黒いオルフェ

2020-08-12 | 【断想】音楽

 「黒いオルフェ」は、同名映画のためのブラジルの作曲家ルイス・ボンファの傑作。
 ポール・デスモンドとジム・ホールで。
 スタン・ゲッツとゲイリー・マクファーランド、ジム・ホール他で、「カーニヴァルの朝」と言う名前で。
 映画「黒いオルフェ」のテーマ曲なのだ。スタン・ゲッツ盤の方は、映画「黒いオルフェ」から、何曲もとりあげているので、そう言うことになっている。
 くつろぎに聞くのだったら、ポール・デスモンド盤の方が、落ち着きがあって、お薦めだ。
 ポール・デスモンド盤:TAKE TEN / 1963 / RCA
  スタン・ゲッツ盤:BIG BAND BOSSA NOVA / 1962 / verve


「アルバート・アイラー」と言う曲

2020-08-12 | 【断想】音楽

 ジャケットにある「アルバート・アイラー(ALBERT AYLER)」の名前に惹かれて買ったアルバムだと思う。
 相当前に入手したLP盤。聞いてはいるはずだが、どのような演奏だったか、まるっきり覚えていない。
 演奏しているSME(SPONTANEOUS MUDIC ENSEMBLE:スポンティニアス。ミュージック・アンサンブル)は、ロンドンに拠点を置くグループで、核武装解除キャンペーンに取り組んでいたようだ。現在は、どうなっているのか、まるで分からない。
 アルバム名は、「1.2.ALBERT AYLER」(1971 AFFINITY)
 パーソネルは、以下の通り。
 Julie Tippets(voice,acoustic guitar)
 Trevor Watts(ss)
 Ron Herman(b)
 John Stevens(voice,percussion)
 トレバー・ワッツとジョン・スティーブンスが中心らしい。
 Side One
 1.2.ALBERT AYLER・Part 1
  Side Two
  1.2.ALBERT AYLER・Part 2
 ベースの弦が、ゆっくりしたテンポではじかれる音で始まる。
 笙・篳篥のようなアルト・サックス、奇妙な人声に終始する。
 いったいどこが、アルバート・アイラーなのか。
 なんだか、アルバート・アイラーがかわいそうだ。