チャーリー・ヘイデン&パット・メセニー、ベースとギターのデュオ。
「ミズーリの空高く:beyond the Missouri Sky」(1966 verve)。
チャーリ・ヘイデンの名前を知ったのは、オーネット・コールマンとのデュオ・アルバム「Soap Suds」だったと思う。
その後、相当以前になるが、「THE GOLDEN NUMBEY」、「CLOSENESS」と言うLPを入手している。どちらも、オーネット・コールマンがらみだ。
そして、最近になって、ケニー・バロン(p)とのデュオの「Night and The City」と言うCDを購入している。これは、くつろぎを求めてのことである。
そして、その線上で「beyond the Missouri Sky」。
ジャケットに、「(short stories by charlie haden & pat metheny」とある。
何曲かに、曲にあわせた詩が作られているようだ。
英語で何だかよく分からないが、結構、抒情的、深刻でもあるようだ。
13曲目の「Spiritual」には、イエスへの呼びかけがある。
「・・・Will leave me
Once again・・・・・」
アート・ファーマーの「To Sweden With Love:スウェーデンに愛をこめて」(1964 ATLANTIC)。
アート・ファーマー(flh)
ジム・ホール(g)
スティーブ・スワロー(b)
ビート・ラロカ(ds)
以上のメンバーで、北欧の民謡を素材にした6曲が収められている。
1.VA DA DU?(WAS IT YOU?)
何かしら、のどかなアート・ファーマーのフリューゲルホーンの音とメロディー。
2.THEY SOLD THEIR HOMESTEAD
3.THE RELUCTANT GROOM
誰かを追悼しているかのようなホーン、ベース、ギターの音。
4.AND LISTEN YOUNG DORA
5.美しき水晶:THE FINE CRYSTAL
6.真夏の歌:MIDSUMMER SONG
「朝日のようにさわやかに:SOFTLY, AS IN A MORNING SUNRISE」。
これは、1928年のミュージカル「ザ・ニュー・ムーン」のテーマ・ミュージック。
ジャズのいわゆるスタンダード・ナンバーのひとつと言われる。
M.J.Q.の「コンコルド」(1955 Prestige)、ソニー・ロリンズの「ヴィレッジ・ヴァンガードの夜」(1957 Blue Note)などに収録されている。