豊葦原水穂国の統治者

2008-10-25 | 読書
 古事記、邇邇芸命の話の第一段、第二段。
 豊葦原水穂国を治めるのは天照大御神の御子である天忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)のはずであった。ところが、天忍穂耳命に子ができてしまい、その子である邇邇芸命(ニニギノミコト)がその任に当たることになる。
邇邇芸命とは略称で、正式には次の通りである。
 天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命(アメニキシクニニキシアマツヒコヒコハノニニギノミコト)。
 まったく、手に負えない。
 その邇邇芸命が天降るとき、天と地の間の辻にて迎え、かつ、先導役をつとめたのが猿田毘古神(サルタビコノカミ)である。天と地の両方に光を放っていたということで、太陽神的な存在と言うことである。
※このブログは、樹木のことをメインに語ることにしているが、ここのところ、その方針からはずれている。古事記を取り上げるにしても、そこに出てくる植物をと思ったが、その通りいっていない。古事記の話を理解し、覚えるための自分のためのメモのようになってしまっている。