脱皮して生きる蛇

2008-10-02 | 【断想】蛇
 脱皮した蛇の皮。野で遊んだ子どもの頃は、結構あちこちで見かけた。拾って帰ることもあった。子年のわたしは、天敵の蛇は恐かったが、その脱ぎ捨てた皮は恐くなかった。
 数年前、羽村の動物園で、ニシキヘビの皮を見て、大きくて凄いなという印象をもったことを覚えている。この前、多摩動物公園で、ジムグリのものと思われる皮を見た。
 透明感のあるもの、嫌いじゃないな。

男女混交の山

2008-10-02 | 【樹木】ETC
 吉野裕子著「山の神」(講談社学術文庫)の1章に、事物として、想念として、次のものの連なりが指摘されている。
 山-蛇-男根-蒲葵-箸-生命力・再生力・・・・・
 山と蛇はつながる。蛇と男根、蒲葵、箸はつながる。山と男根は即とはいかない。
 1章にはないが、次の連なりが気になる。
 山-女-母-生命-食料供給・・・・・・・
 生命体たる人間は、食べないと生きていけない。食べ物をもたらすものやところは、崇敬の対象となって信仰に関わってくるように思う。
 全体を統一的に思うと、男根であり女であると、ぼんやりと、男女混交のさまが思い浮かぶ。

一年後「緑・花文化試験」

2008-10-02 | 【樹木】ETC
 前に「木と花のともだちになろう 緑・花文化の知識認定試験(緑・花試験)」を11月に受験する予定と書いた。よい成績をとれる自信はまったくなかったが、晩秋の一日、久し振りの試験なるもので過ごすことを楽しみにしていた。ここ数年、樹木に関心をもってきた自分の知識がいかほどのものであるかを試してみたかった。
 しかし、試験日あたりの日程があやういこともあって、受験申込みをしなかった。一年に一回の機会だけに、きわめて残念だった。
 来年、よい成績がとれるよう勉強するか。

ずんぐりすんなり

2008-10-02 | 【樹木】ETC
 朴の木の主幹はすんなり肥えて伸び、支幹はある程度うえの方。
 樹皮は白っぽく滑らかに見え、ずんぐりした丸太の感じがする。
 蛇の木とされたことが、わからぬでもない。
 でも、あの大きな葉が落ちるさまから、ふつう脱皮は連想しないように思うのだが。
 それでも、他の木に較べれば、そうかとも。