「やってもうた～！！！」
思わず叫んでしまった。今日の中京メイン【飛騨S】でのこと。僕が昨日推した17番人気タイセイハニーが抜け出した。最後はメジロシリングに交わされたものの、2着を死守してゴール。普通はここで絶叫なのだろうが、僕が呟いたのは冒頭の言葉である。というのも、僕がこのレース購入した馬券はタイセイハニーから2番セトノアンテウス、16番ベイリングボーイを相手にした3連複流し。勿論ヒモには勝ったメジロも入っている。ところが相手に選んだセトノは15着、ベーリングは最後ビーチアイドルに交わされ4着だった。もしベーリングが残っていたら27万馬券。いや3連複でなく馬連でも6万馬券である。悔しい！！！
ただそれも後の祭り。
しかし考えを変えれば、昨日の推奨3連発的中(軸は)である。ひょっとしたら先週のマグレ的中で少し運が向いてきたのかも・・・。
今日の競馬を簡単に振り返る。東京で行われた【ユニコーンS】。勝ったのは、田中博康騎乗の1番人気シルクメビウス (牡3・領家政蔵厩舎)。中団追走から直線に向いて徐々に脚を伸ばすと、先に抜け出していた僕推奨の2番人気グロリアスノアに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分35秒5。さらに3/4馬身差の3着には3番人気カネトシコウショウが入った。勝ったシルクメビウスは前走の強さが本物というような強い勝ち方であった。今後が楽しみだ。2着のグロリアスノアは最高のレースを魅せた。しかし今日の場合は勝ち馬が強すぎた。3着カネトシコウショウは一回使っていればもう少し接戦になっていたかもしれない。この馬も今後強くなりそうだ。
勝ったシルクメビウスは、父ステイゴールド、母チャンネルワン(父ポリッシュネイビー)。昨年8月のデビューから2戦は芝で敗れたが、ダート2戦目となった12月の未勝利戦(阪神・1400mダート)で初勝利を挙げると、前々走の【くすのき賞】を5馬身差で圧勝して2勝目。前走の【端午S】も快勝しており、今回が3連勝での重賞初制覇となった。通算成績9戦4勝(重賞1勝)。
’06年デビューの田中博康はJRA重賞初勝利。管理する領家政蔵調教師はビービーガルダンで制した【阪急杯】に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では14勝目となった。
では明日の予想。まずは【安田記念】。本命は馬場と枠が少し心配だが、17番ローレルゲレイロ。ご存知【高松宮記念】でGⅠ馬になった馬。このレースはなぜかSS産駒ではない血統が活躍することが多い。そう考えるとやはり3番ウオッカとなるのだろうが、このレースは脚質的に末脚自慢の馬が届くレースではなく、先行馬が有利。ましてウオッカには後ろにいる6番ディープスカイや13番スーパーホーネットの末脚を警戒しなくてはならず、ぎりぎり追い出すのを待つはず。そしてこの予想の最大の鍵はローレルの鞍上。それは過去5年1勝２着2回の藤田。これ以上の騎手はいないのだ。距離もマイルの複勝率6割で、昨秋の【マイルCS】ではスーパーホーネットと0.3差なら問題ないだろう。相手はSS系より3,13番。他ではやっぱり香港の2頭。つまり8枠の3頭は魅力いっぱいだ。
他のレースからは、東京12R。凄―く贔屓目も入っているが、13番アンヴェイル。ご存知の方も多いと思いますが、僕の一口馬である。今回昇級戦となる。気性的に折り合いを欠くことが多いので、凡走と紙一重だが、前走は引っかかった上の暴走気味が終わってみれば、もったままの9馬身差。2着馬（エバーモア）もその後2戦で500万条件を勝ちあがっているのだから、そんなに弱くない相手に対してである。実際僕は今回の出馬表を見てもっと人気になると思っていたのだが・・・。多分次はもっと人気だ。
今日墓穴を掘った中京からは９R【御嶽特別】は4番ホワイトショウフク。この馬中京になると実に安定した走りを魅せる。血統的に父マーベラスサンデーは中京1700ｍダートと相性がいいし、鞍上は追える木村健だ。
さぁ皆さん、遊び馬券の時間です。明日の【安田記念】にはまずプレゼンターとして大泉洋がやってくるそうだ。大泉といえば、北海道!? つまり5番ホッカイカンティは買い？ また明日はケロロ軍曹の催しモノがある。ケロロ軍曹は未来のカエル。つまりローレル“ゲロゲーロ”は買い？ あ～あ、ダメじゃこりゃ。先週の【オヤジ馬券】のように上手く行きませんね。真面目に馬券買いましょう。 
