成長板損傷はSalter-Harrisのタイプ分けが今も使われている。
この図はこの本から。
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Treatment of Equine Fractures |
HR Denny | |
Wiley |
タイプⅠ~Ⅵまでに分けられている。
もっともよく遭遇するのはタイプⅡ。
完全に成長板だけが剥がれるタイプⅠと違って、端のほうには三角形の骨片が付く。
どれがタイプ何なのか、覚えるのは難しそうだが・・・・
この図はこの本から。
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Adams' Lameness in Horses |
O. R., Jr. Adams,Ted S. Stashak | |
Williams & Wilkins |
まっすぐ成長板が剥がれるのは Straight でSだからタイプⅠ
成長板の上above に三角の骨片が付いているのは A だからタイプⅡ
骨端、つまり成長板の下 low が割れていると LだからタイプⅢ
成長板を貫く through ように割れているのは TだからタイプⅣ
成長板が圧迫されて消えてしまうのはeraser のERでタイプ
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たぶん専門医の試験に備えるレジデント(専門医研修生)が考え出した語呂合わせなのだろう。
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きょうは、気膣予防のための外科処置。
当歳馬の跛行診断。
1歳馬の飛端腫。
繁殖雌馬の歯科治療。
入院馬は2頭が帰っていった。
夕方、2歳馬の外傷。敏感な馬で何かの拍子に立ち上がる。
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バリカン君のシリーズのシャークAで研ぐと長持ちする。
教えてもらって感謝。
成長板より端を骨端と呼びますが、その部分が横骨折したりはしないことを知ってもらいたかったのです。