今年を振り返って・・・・
やらなければいけないことと、やりたいこ とが一致していると良いのだけれど、
なかなかそうはいかない。
どちらを優先するかとなると、やらなければいけないことを片付けてしまわなければならないのだが、
気乗りのしない、面倒な手ごわい仕事だとなかなか進まず、
やりたいことまで手が出せなくなってしまう。
今年はそんな年だったかもしれない。
しかし、そんなときは意外にやりたいことに手を出してみると、やらなければならないことをこなして行く気力が湧いたり、やならければいけないことのアイデアが湧いたりして、飛躍的に進めたりする。
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自分の仕事が忙しいときほど、人のためにも働くと良い。と言う言葉もある。
これは「そんなはずはない」「何を馬鹿な」というような言葉だが、
現実に、自分の仕事より先に頼まれ仕事をしていると、自分の仕事が解決したり、作業がすすんだりすることがある。
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「すこしのんびりしていれば自分にやる気や活力が湧いてくるはずだから、すこし休んだり、リフレッシュしたり、気分転換したりしたい。その方が、結果的に早く前へ進める。」という考えもある。
しかし、少しでも前へ進むためには休まず、離れずやるしかないこともある。
抱えている仕事の性質も、分量も、こちらの年齢的にも、そのうち気力がみなぎって一気に進めるというものではなくなっていることを感じた年でもあった。
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今年は胃潰瘍でヘリコバクターの除菌をしたり、不整脈でホルター心電図をつけたり、体調もいまいちだった。
年齢的な体調や生活の変わり目が起こり易い年を古来から厄年と呼んで来たのなら、私にとっては今年がそうだったかもしれない。
30代や40代のあの気力、体力、余裕のある生活、希望や野心のある精神的展望に戻れるとは思えないし、今まで身につけたものを捨ててでも戻りたいとも思わない。
今の自分を見つめて、できることを「ちゃっちゃと」やっていきたい。
粛々と。などと言うほどのことでもないし、
サクサクと。などとも言いたくない。
テキパキでもないし・・・
私的には「ちゃっちゃっと。」なんだな。これが;笑。
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ひと月後に頼まれている症例報告の原案は作った。
来月の研修会の講義準備もなんとかめどが立った。
後は内部の発表会の準備をして、抄録を書いて・・・・
抱えている大仕事を進めよう、ちゃっちゃと;笑。
ぜんぜん正月じゃないな。
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きのうは、雪から雨。
相棒も一日小屋でお休み。
私は年末休暇に入っていて、届いたEquine Veterinary Education と Equine Veterinary Journal を拾い読みしていた。
興味深い、取り入れたいアイデアや知見がいくつもある。
それに刺激されながら、今年一年を振り返って思ったことでした。