馬の獣医師はどのくらい馬に蹴られているか? スイスでの調査が発表されているので、紹介したい。
それによると 「蹴られていない獣医師は25%だけで、62%は1年間に1回未満蹴られたことがあり、10%は年に2-3回蹴られており、3%の人は年に5-10回蹴られている(こりゃひどいな!)。
獣医師が蹴られるのは馬に痛いことをするときが最も多い。
自身で馬を持っている獣医師は、持っていない獣医師より蹴られている。これは、馬に接する回数が多いことで、注意が薄れているのだろう。」 ということだ。
結論として、痛みを伴う手技をするときは馬を鎮静すること、安全に処置できる場所を選ぶこと、そして注意を払うことが忠告されている。
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私の地域でも獣医さんの大怪我がある。馬に蹴られる、交通事故、その他。
そして、そのほとんどが7月なのだ。偶然とは思えないほど7月なのだ。なぜか?
答えは簡単だ。疲れがたまっていて、気が緩むからだ。
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登山をしていた大学時代、有名な登山家が言っていた。「山で死ぬのは本望だ。趣味だから。しかし、仕事で怪我したり死んではいけない。プロなんだから。」
言われた意味はなんとなくわかった。仕事でやる以上、冒険してはいけない。危険を冒してはいけない。
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そろそろ疲れがたまってくる頃だ。
若い獣医さんたち、交通事故にも、馬にも気をつけましょう。