goo blog サービス終了のお知らせ 

馬医者残日録

サラブレッド生産地の元大動物獣医師の日々

Locking Plate Used in Bridging Mode 動画 架橋モードでのLCPの使い方

2025-03-10 | technique

LCPは支柱性を構築することができるので、粉砕骨折部や骨欠損部を架橋する内固定において利点がある。

この動画で紹介されているのは、大腿骨粉砕骨折で、髄内ピンを入れておいて、Locking Dynamic Plate で架橋する方法。

髄内ピンだけだと、荷重に耐えることが難しい(支柱性がない)。

そして、回旋に抵抗することも難しい。

LCP/LHSを使えば、支柱性を構築し、回旋に抵抗することもできる。

Locking Plate Used in Bridging Mode (Veterinary Instrumentation Orthopaedic Technique Overview)

ただし、LCPとLHSに強い力が働くことを認識しておく必要がある。

一度の大きな力で崩壊するか、繰り返される荷重で金属疲労により破損する可能性がある。

           //////////////

薪の原木を蝕(むしば;虫食む)んでいた 

カミキリムシの幼虫のようだ

割るまではわからない

金属疲労による破損にも似て

 



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はとぽっけ)
2025-03-10 18:58:57
2015-03-29 の記事を思い出しちゃいました。

こんだけ大きい幼虫だと外に木の粉が出ているのでわかるかも。プレート固定の場合は予兆はありませんか?
今シーズンの薪はまだあるのですよね?少しでも隙間ができると薪割して埋めとかないと落ち着かないという人もいるようですが。
返信する
>はとぽっけさん (hig)
2025-03-11 06:43:02
2015/3/29のAOコースで習った内容の一部ですね。基本概念や操作をプラスチックBoneで実演・説明していますが、手術はこんなに骨むき出しにはできませんから、あくまで模擬練習です。私が指導する解剖体での実習の方がずっと実践的;笑

金属疲労で折れたプレートを電験で観ると、微細な亀裂が見つかるようです。破断する前のXrayで気づくのは難しいでしょうね。
薪は最低1年、できれば2年乾燥させたいので、薪棚が空いたら薪で満たしておかなければなりません。それを貪り喰うなんて!
返信する

コメントを投稿