「鋼の錬金術師」。
科学を進歩させながら、しかし否定された錬金術をモチーフとし、
神や善悪までを問いながら、独特の世界を創りだしたアニメの作者は・・・・・
十勝の酪農家の出身なのだそうだ。
作者を表すこの牛のキャラは、
「鋼の錬金術師」のおまけページにも登場していて、
それが本編のパロディにもなっていて面白い。
「百姓貴族」では、その作者が、
十勝での酪農家の生活や、
農業高校のようす、
北海道の田舎暮らしについて、爆笑させてくれるのだが、
・・・実はけっこう真面目な本だ。
作者の酪農や農業、北海道への思いが現れている。
「鋼の錬金術師」にだけ興味がある人は読まない方がいいかもしれないが、
酪農とか、北海道農業とか、畜産とか、に反応できるなら面白く読めるかもしれない。
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漫画が当たると、連載が長期化して大作になるが、数年の間に肝心の絵が変わってしまう漫画家が居る。
荒川弘さんは最初から絵がまったく変わっていないように思う。
味がある美しい絵で、たいへん見事な描き手だ。
しかし・・・・・
「百姓貴族」の欠点を一つ挙げるなら・・・・
牛の絵は下手!
そういうと、「鋼の錬金術師」に出てくる馬も感心しなかった(笑)。
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獣医さんも出てくる。
当然、十勝NOSAIの獣医さんだろう。
なかなかリアル(笑)。
獣医大学が6年制でなかったら、「鋼の錬金術師」は生まれなかったかもしれない。
その事情も描かれている。
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今日は蒸し暑かった。
8月末になってこの暑さは異常だな。
1歳馬の第一趾骨近位足底側の骨片摘出手術、もちろん関節鏡。
2歳馬の心臓の超音波検査。
当歳馬の腰萎の頚椎x線撮影。
3歳競走馬のTieback&Ventriculocordectomy
小腸捻転を手術した入院馬1頭。