朝、口蹄疫が発生した養豚家のその後がTVで報道されていた。
「援助や義援金ももらった。犠牲になった豚たちのためにも養豚を辞めてしまうわけにはいかない。」と話しておられた。
「埋却地はお墓だと思っている。供養に行きたいがウィルスが怖いので行けない。心で、今度は守ってくれ。と祈っている。」と話していた肉牛農家もいらっしゃった。
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引き続き大掃除。
この馬房で・・・・
退院していった馬もいた。
苦しんで死んでいった馬もいた。
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畜産の中で豚ほど衛生的に飼われている家畜はいないのかもしれない。
オールイン・オールアウトといって、豚舎を完全に消毒してから豚を入れ、途中で新たな豚を加えたりせず、全部出してからまた新たに豚を入れる。という方式で運営されている養豚場も多い。
また、シャワーインといって、服を脱いで、シャワーを浴びて、消毒された服を着ないと入れない方式で管理されている豚舎もある。
(そういう養豚場を相手にしている獣医さんで「だから私、風邪ひきやすいんです」と言っていた人が居た)
SPF(Specific Pathogen Free)といって、特定の病原体は完全に居ない(フリー)であることを宣言して豚を飼っている養豚場もある。
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消毒するためには、掃除しなければならないし(有機物があるとほとんどの消毒薬は効かない)、掃除するためには片付けておかなければならない。
養豚家を見習わなければならない。と思いながら掃除していたのだが、外傷の馬が連れて来られて、途中で終わってしまった。
まあ、こんなもんだな。
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日本列島を挟むように北東へ進む二つの低気圧。
二つ玉低気圧と呼ばれ、後ろに寒気があると、通過中、通過後、大荒れの天気になる。
この低気圧が来る前には完全に冬型の気圧配置がゆるむので、一時的に好天になるので、かえってだまされる。
危ない天気図のひとつのパターンだ。
年末年始、ご注意ください。