これも2人勤務の土曜日の症例。
後肢跛行する馬の蹄に見つかった蹄骨の欠損。
後肢なので全身麻酔する。
蹴らないと約束してくれたら立位でやるんだけど・・・笑
たいていは蹄底の平滑部なのだが、大きいこともあり蹄叉よりだ。
蹄叉尖の辺りを壁に穴を開けるためのドリル先で掘る。
経験しているので、こういうのが入っていることはわかっている。
開けた孔はそれより小さかったが、keratomaは硬くなく、空洞なので摘出できた。
最大級だな。
装蹄師さんがホスピタルプレート付き蹄鉄を着けてくれた。
痛みは、keratomaがある蹄が感染することで出てきたのだ。
keratomaは、きのう、今日、できたものではない。
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久しぶりの夜の開腹手術だった。
翌朝、入院馬が泊まっている入院厩舎へ向かう。
春はよくあんなに働けるものだと、自分でも思う;笑