▼乃木神社の楷

乃木神社境内に燃えるような紅葉を始めた大木があり
葉っぱを見たらウルシやハゼノキに似ている。
それにしても大きなウルシだと思い
社務所脇の根方にまわったら解説板があった。



楷樹
   植樹 大正十五年五月六日
   港区保護樹木指定 昭和四十九年九月
 林学博士・中村弥六氏の奉納植樹と伝えられています。
大正四年日本で最初に白沢保美博士が、
中国山東省局阜県の孔子廟の子貢より種子を持ち帰り、
育成された由緒正しい楷で、
神田湯島聖堂と岡山県閑谷(しずたに)学校の楷と同系統のものです。
楷とは樹姿端正で一点一画が整っていることから
書法の楷書の語源になっています。



楷書の語源といわれてみれば
何とも美しい葉の形をしているので
なるほどなぁと感心した。




   ▲楷書体の「楷」

小さな知識の拾いものだったので寄り道をしてちょっと得をした。

コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (sakura)
2008-11-22 16:20:15
>楷樹
きれいですね。金色に輝く瞬間がありそうですね。
>神田湯島聖堂と岡山県閑谷(しずたに)学校の楷と同系統のものです。
岡山県閑谷(しずたに)学校はワーゲンキャンピングカーがあった頃、行ってきました。
閑谷学校の楷樹の風景は大好きで、もう一度見たいと思っています。
先日テレビで放送されて、台所から「あらあら!」と懐かしく眺めていました。

 
 
 
乃木神社と閑谷学校と河井継之助 ()
2008-11-22 16:53:24
>閑谷学校の楷樹の風景は大好き

アレェー!
なんとキャンピングカーで行かれたとは。
羨ましいです。
閑谷学校は桜飯さんと僕が大好きな長岡藩河井継之助のお師匠様である山田方谷ゆかりの地で、継之助も訪れているんですよ。
なんとなく繋がって嬉しいです(笑)
 
 
 
なるほど・・・ (sakura)
2008-11-22 17:37:49
>乃木神社と閑谷学校と河井継之助
なるほど、気になっていた乃木神社でした。

岡山には3度行きました。1度は長男の引越し、2度目は仕事で設計図面の納品に広島へ行った帰り、3度めは設計業務で現地調査に2泊キャンピングカーに止まって、その帰り道に寄って来ました。
じっくりと見学が出来て、とても印象的に残っていて、もう一度機会を作って行きたいなぁと思いますが、キャンピングカーがないから行けないの。
 
 
 
星に願いを ()
2008-11-23 08:58:09
>キャンピングカーがないから行けないの。

「もう一度機会を作って行かせてください」
と星に願いをかけると叶うかもしれませんよ。
叶うとしたらどういう機会かも楽しみですね
 
 
 
無性に見たくなって。 (sakura)
2008-11-23 17:21:02
楷樹が無性に見たくて、手っ取り早い乃木神社に
行こうと思ったのですが、ピリパラさんへの配達
があったのでやめました。
帰り道、護国神に行けばあるかなと思いましたが残念ながらありませんでした。

>「もう一度機会を作って行かせてください」
と星に願いをかけると叶うかもしれませんよ

思いを込めて願うことにします。
 
 
 
ピリパラ ()
2008-11-24 10:13:50
>ピリパラさんへの配達

ヘルシーな量のランチが懐かしい(笑)ですが、あの庭も暖かな静岡とはいえ晩秋の色合いを帯び始めているかもしれませんね。
照葉樹1万3000本という自然観察に適していそうな護国神社の森もまたたくさんドングリが落ちたりして秋の風情かもしれませんが、残念ながらゆっくり歩いたことがありません。
 
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