▼古書の値段

古本というのは見返し部分に
手書きの価格が書かれていていくらで買ったかわかるものがある。
平凡社選書の上製本で井上鋭夫という人が書いた
『山の民・川の民――日本中世の生活と信仰』
という本は古本の売値900円だったことがわかる。



以前から読みたいと思っていたので東大正門前の古本屋で
見つけたときは嬉しくて
値段も見ないでレジにもって行ったのを覚えている。
定価1600円の本が900円なので安かったと思うのだけれど
古本屋の達人である友人に言ったら笑っていた。

コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (たつ)
2008-08-26 00:17:26
もしかしたら私だけなのかと思っていたのですが、読書で同じように脱線している方がいたとは、少し驚きです。どうしても何処かへ意識がとんでしまいます。私にとって読書は「迷宮」でもあります。これとはまた違うことかもしれませんが、司馬遼太郎の「世に棲む日々」を目で読みながら「竜馬がゆく」を頭の中(だと思いますが)で読み直しているような状態になってしまったこともあります。いくらなんでも、これは私だけの異常だと思いますが。
 
 
 
Unknown (あーちゃん)
2008-08-26 02:45:18
この頃は古い本を引っ張り出して読み返すことが増えました。
小説で小さな文字がぎっしりと詰まった本ですが、読み出したら止まらなくなる癖があり、1冊終えるまで何もできなくなります。
そのため夜に読むことが多く、そのまま朝に突入なんてこともしょっちゅうです
十人十色というのと同じで、七人七癖の部類に当てはまっている自分に最近気づきました
 
 
 
底抜け脱線ゲーム ()
2008-08-26 10:10:53
>読書で同じように脱線している

僕は最近底抜けに脱線していて、ふと考え事をしている自分に気づいて本に戻るとページを跨いでしまっていることさえあるようになりました。別のことを考えながら心の中で文字を読みつつさらに次のページをめくっている自分……というのはちょっとおかしいのではないかと思っていたので、同じ症状の方がいて安心しました。
清水シャツはハレのデビュー機会がないまま秋になってしまったので大切にしまって来夏を待ちます。
司馬さんのエッセイを読んで吉田松陰の人としての特異性と面白さを教えて貰ったので読みたいと思っていたところでした。同様の既読感があるかが楽しみです。
 
 
 
集中型 ()
2008-08-26 10:13:25
>読み出したら止まらなくなる癖があり、1冊終えるまで何もできなくなります。

我が家にも同じタイプの人がいます。
身体壊さないようにね。

コメントを読んで今日の日記を書きました。

2008年08月26日(火曜日)の日記
■無印良品のブックカバー
http://www.den6.net/new_den6_01/2008/BackNumber/080826.html
 
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