▼八月末日

確か司馬遼太郎さんが
町というものは泊まってしまうと情が移ると
どこかに書かれていたような気がするけれど、
僕はどんな町でもぶらりと電車から降りたって
ラーメンを一杯食べてしまうと
なぜか昔から縁のあった町のように思えてしまい、
心より胃袋のほうが情的なのかもしれない。



八月末日、午前11時33分。
新富士駅停車中の新幹線こだま542号東京行き車窓にて。
この街に降りたったら訪ねてみたいラーメン屋を
何年か前に何軒か聞いてメモしてあるのだけれど
まだ一度も下車したことがない。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )
« ▼放牧豚 【八月の落と... »
 
コメント
 
 
 
以下、無用の (なべ)
2008-09-01 08:13:57
三島に行った時の話ですね。
初めて三島に泊って、タクシーで柿田川湧水に行く。
最近、「以下、無用のことながら」を古本屋から仕入れました。文庫本の字が小さくて、読むのが大変なので、単行本にしました。(笑)

宿題のラーメン屋ご一緒しましょうか。新富士で待ち合わせして。(爆)
 
 
 
三島 ()
2008-09-01 10:40:34
>三島に行った時の話ですね。

そうでした。
新富士もいいですがその本の中で司馬さんが建物が残された諸事情に感謝した三島の古い鰻屋は当時のままでまだあるのかしら。
行ったことがありますか?
僕は静岡がんセンターで母の薬(モルヒネ)をもらいバスで三島駅に向かう途中、なんて素晴らしい町並みが三島には残っているんだろうと感動し、いつか歩いてみたいと思いつつかなえられていません。

三島で待ち合わせして鰻でもいいですよ。たがいにおごりあって(笑)
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。