▼軒先のかみさま

 

昔何度か行ったことのある池袋の定食屋前を通りかかったら、蘇民将来子孫家門と書かれた蘇民将来の注連縄(しめなわ)が掲げられているのに気づいた。



豊島区内にて。



子どもの頃は民家の軒先にてるてる坊主が吊されているのをよく見たが、最近は余り見かけない。小学校低学年の頃は、白いハンカチに脱脂綿をくるんで手作りし、遠足の前夜軒下に吊したりしたが、あとでまたハンカチとして使うので顔は描かなかったような気がする。



文京区内にて。



軒下を借りている程度の佇まいが、現代では祈りの対象の居場所として相応しい気がするし、ここになら本当にかみさまがいるかも知れないなどと、ふと思ったりする。

 
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
家でも (kuma)
2010-06-28 08:52:24
オヤジが亡くなる数年前から暮れにお伊勢さんに正月のお飾りを買うようになりそれからずっと買っています。お伊勢さんは、お飾りを1年間かざります。1年間も飾るものですから、ダイダイには、ネットが掛けられ、落ちないようになっています。どんど焼には、前の年のお飾りを焼きます。親戚や近所のの人から「あんたちは、まだ飾っているのかね!」と言われて説明したこともあります。こちらで買うお飾りより安くて大きいように思います。蘇民将来、商売繁盛、先客万来などありますが、家のは、まさにこの写真です。
 
 
 
お伊勢さん ()
2010-06-28 16:15:53
なるほど、そういうことがあって毎年お伊勢参りを続けているのですね。
池袋でこの飾りを見つけ、ネットで調べて初めて、通年飾り続けるものだというのを知りました。清水で飾っているうちは珍しいんじゃないかな。珍しいと言えば清水で牛頭天王神社のお札を貼っている家があるのも驚きました。
 
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