インソール


Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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コンバースのオールスターを買うと、同じサイズなのに、なぜかフィッティングが異なることがある。
すぐに足に馴染むこともあるが、何だかしっくりこない事もある。
時には靴擦れを起こすことさえある。

同じサイズ8(26.5)を買っているのに、何でこんなに違うのだろう。
個体差だとしたら、ちょっと問題である。
作りにこんなに誤差があったら、ZOZOMATで最適のサイズを算出しても意味がない。

以前レザーのオールスターのアディクトが欲しくて、僕のサイズが残っているお店を都内でみつけて、わざわざ遠くまで買いに行った。
アディクトは各部の作りが凝っており、EVA製の厚手のインソールを入れて履き心地まで向上させた特別なモデルだ。
ところが試着したら、何だかいつもとフィッティングが異なり、少しきつめに感じる。
通常のサイズ8と感触が違うと思い、店員さんに確かめたが、特別サイズ感がおかしいというクレームは無いという。

少し心配ではあったが、そのまま自分のサイズを購入して帰った。
しかしいざ履いて歩いてみると、案の定すぐに踵が擦れて痛くなってきた。
こりゃダメだと履くのを諦めたが、値段が高額だったのでかなりがっかりした。

皮肉なもので、一般の安いオールスターは、案外違和感なく履ける。
しかし悪名高いあの平たいソールのせいで、長く履くと足が痛くなってくる。
仕方なく、内部に入れるインソールを買ってみた。
どうせならとスポーツ用の少し高めのものにしたが、オールスター本体より高かった(笑)

踵や土踏まずの形状に合わせて、モディファイドラストのように持ち上げてくるタイプのインソールである。
薄めの作りなのだが、足に吸い付くような感触の良さがある。
それを安いオールスターに入れてみたら、履き心地が大幅に改善された。
一日履いていても疲れが少ない。

待てよと思い、例のアディクトのインソールを外して、こちらのインソールを入れてみた。
すると見事にフィッティングが改善されて、普通に履けるようになった。
真っ白いレザーのカッコいいオールスターなので、これが履けるようになるのは大いに嬉しかった。

どうやら厚手のインソールの入ったオールスターが、僕に合わないことが分かってきた。
踵の下に厚めのクッションが入ると、その分ヒールカップが浅くなり、踵が靴擦れを起こしやすくなるようだ。
恐らく靴の本体は同じ形状で作られているのだろうが、そこに厚手のインソールを入れれば、当然大きさも変わってくる。

手持ちのオールスターをチェックしてみると、リアクト系のインソールの入ったモデルも、今一つ自分の足に合っていないことが分かってきた。
同じサイズなのに製品によってフィッティングが違うと感じていたのは、インソールが原因だったのかもしれない。
かと言ってインソールが無いと、履き心地が悪くて辛い。
そこで今は、自分に合ったインソールに毎回入れ替えて履くようにしている。
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