ジャーマントレーナー


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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リプロダクション・オブ・ファウンドのジャーマントレーナー 1700L。
色はブラック。
サイズは41。



ジャーマントレーナーとは70年代から80年代にかけて、当時の西ドイツ軍が採用していたトレーニングシューズだという。
その複製品は各社から出ており、価格も数千円から数万円と幅が広い。
今回購入したリプロダクション・オブ・ファウンドの製品は、その中でもトップランクの非常に出来のいいシューズである。

詳細は不明だが、リプロダクション・オブ・ファウンドは、業界の経験豊富なメンバーが集まったプロジェクトだという。
世界中のミリタリー系シューズから優れたものを選び出し、素材などに現代風のアレンジを加えながら復刻している。
基本はオリジナルを忠実に再現しており、なるべく当時の木型を使いスロバキアの工場で職人による手作りで生産しているという。

表面の革はイタリア製の非常にソフトな牛革とスエードのコンビネーションで、ライニングもレザーに変更されている。
実際製品の品質感は相当高い。
価格は2万5千円前後とスニーカーとしては高価であるが、むしろ安いと感じるほどのクオリティである。

この靴に出会ったきっかけはZOZOMATであった。
当初は相性度が90%で表示されていたのだが、そのうちラインナップから外れて表示されなくなってしまった。
ミリタリー系でカッコよかったので、ずっと記憶していて、最近になって購入した次第である。
リストから外れた理由はよく分からないのだが、ZOZOMATのアップデートに伴って、古い測定データの靴は外されていくのかもしれない。
(リストから外れてもその靴のページに行けば相性度は表示される)



それにしても素晴らしいスニーカーである。
革の質感が非常にいい。
柔らかくてしっとりと足に馴染み、最初からしなやかに曲がる。
ソールも程よいクッション性を持ち、無駄なく地面をグリップしてくれる感じ。
さすがキング・オブ・ミリタリー・スニーカーと呼ばれるだけあり、機能的である上にデザインがカッコいい。

外観がスマートで、僕の足にはどうかと思ったが、最初からまったく問題は出なかった。
サイズは41と大きめの表記であるが、足を入れた感じはピッタリなので、小さめに作られているのかもしれない。
ご覧のようにヒールが狭まっており、僕の足では珍しい程しっかり踵をホールドしてくれる。

嬉しくて初日から長距離を歩いてしまった。
生憎雨が降ってきたが、滑ることも無く快適に歩くことが出来た。
もう一足別の色を買うか、あるいは同じ会社の別の靴も買ってみようか・・と思うくらい気に入った。
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