鑑賞


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

大きな画像

毎日テレビでDlifeを見る。
曜日によっては好きな番組が連続し、数時間見ることもある。

床に寝転がって見ていると、硬いフローリングで腰が痛くなる。
どうしても寝転がった体勢で見たくて、ウレタンを使い床に敷く布団のようなものを作ってみた。
脚をテレビに向けて横になり、マクラで首だけを曲げてテレビを鑑賞する。

それでしばらく快適であったが、だんだん首が痛くなってきた。
いくらマクラを使うと言っても、首を直角近くまで曲げて見るのだから当然ではある。
そのうち首が寝違えたようになり、神経痛みたいな痛みが走るようになった。

これは堪らんと、マクラを低いものに替えて首の角度を緩めた。
これで首への負担は緩んだ。
しかし角度が浅い状態なので、視線は斜め方向に見おろすようにテレビの画面を見ることになる。

段々と気持ちが悪くなってきた。
遠近両用の眼鏡をかけているのだが、レンズの下の方は近くを見るためのエリアなのだ。
首を少し上げた状態だと、レンズのそのエリアを通してテレビを見ることになり、画像がよく見えないし目にも負担がかかる。

いろいろ悩んだ末、思い切って体の方向を逆にして、頭をテレビの方に向けてみた。
その状態でマクラを無くして床に寝そべる。
今度は見上げるように首を後方に曲げてテレビを見る。
これなら眼鏡のレンズの上の方を使うことが出来る。

テレビ画面は上下が逆になるが、しばらく見ていれば慣れてしまう。
人間は目から入ってくる情報が上下逆さまになっても、一定の時間で新しい環境に慣れるという実験をテレビで見たことがある。
被験者に上下が逆さまに見える眼鏡をかけさせて生活させても、数日過ぎると自転車を運転できるまでになる・・という実験であった。

この体勢だと首への負担は少ないようでずっと楽になった。
そのまましばらくテレビを見ていたが、天井の照明がまともに目に入ってまぶしくて仕方が無い。
我慢して見ていると、そのうち眠くなってきた。
どうしても番組の途中で寝てしまい最後まで見ることが出来ない。
やはり逆さまにテレビを見るのは無理があるのか、身体が疲れてくるようだ。

寝転がることに拘るが、本当は椅子やソファーにまっすぐに座って、姿勢を正して見ればいいのであろう。
だがそれでは堅苦しいし、まるで映画館みたいで1時間ほど見ると疲れてくる。
やはりテレビはもっとリラックスしてダラダラと見たい。

逆にテレビの方を動かしたらどうだろう。
自分はまっすぐに上を向いて寝て、液晶テレビを顔の真上に持ってくるのだ。
重いテレビでは危険であるが、中級の大きさのものなら何とかなりそうだ。
CTスキャンみたいな体勢である。
というアイディアはまだ実践していないのだが、僕はCTスキャンの撮影中でも寝てしまう事がある。
どうもこの案も駄目そうだな・・・
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