当たり付き


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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会社にある飲み物の自動販売機にルーレット式のクジが付いている。
お金を入れてボタンを押すと、ピピピピ・・と派手に音を鳴らす。
そして4桁の数字が表示される。

4桁全部の数字が揃うと当たりで、景品としてもう1本貰える。
全部と言っても頭の3桁は常に揃うようになっている。
最初に3桁まで同じ数字が表示され、最後の1桁だけが時間をかけて止まる。
止まる前にピピピ・・という音の間隔が伸びて、まるでルーレットの回転が止まるかのように見せている。

それにしても、あまりに子供騙しではないか?
常に左の3桁が一緒なら、最初から右端の2桁だけ見せればいいのだ。
左側の2桁に意味は無く、あくまで雰囲気を出すためのものだ。
1234と数字が揃ったらストレートで大当たり、というなら分かるが・・・

またほぼ一定の周期で当たりが出る事も分かっている。
社内の自販機のジュースって、飲む人も飲む時間も大体決まっている。
そのため需要が安定しており、当たりが出る間隔もほぼ定まってくるのだ。

社員も分かっていて
「大体2ヵ月半に一回当たりますね」
などと言う。
機械のプログラムを読んでいるのだ。
まあ今時ジュースを1本貰ったところで喜ぶ人も無く、そろそろ出る頃だからと狙って買う人はいないのだが・・・

この当たり機能の効能といえば、音が大きいので就業中では気が引けてジュースを買いづらいことだろうか(笑)
ピピピ・・・と通路に響くので、誰かが飲み物を買ったのがバレバレなのだ。
考えてみれば、この機能のせいで売上は逆に落ちているのかもしれない。
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