COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
ズレンダー
D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G
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先日新しい靴を履いて出たら、見事に靴擦れを起こした。
右足の踵に水脹れが出来た。
その後しばらく、それが尾を引いていた。
家に帰ってから、針でつついて溜まった水を出して、靴擦れ用のバンドエイドを貼った。
それで程なく治ると思っていた。
しかし一度靴擦れが出来てしまうと、完治するのにはけっこう時間がかかる。
快適にフィットしていた靴を履いても、その部分がヒリヒリと痛む。
歩くたびに摺れるので、せっかくよくなった傷を、再度痛みつけてしまうのだ。
かといって靴を履かないわけにもいかない。
バンドエイドを貼ってもすぐに擦れて剥がれてしまい、新しいものを貼りなおした。
靴擦れというのは、本当に厄介なものである。
歩行に困難が伴うほどの強烈な痛みが伴う。
ばれないように、そ知らぬ顔をして歩こうと思っても、どうしても歩き方がぎこちなくなってしまう。
今の時代に、こんな苦痛に耐えなければならないなんて、どう考えてもおかしい。
何かもう少しまともな対策はないのだろうか。
市販のグッズを見ても、靴擦れ専用の絆創膏か塗り薬くらいしかない。
どちらも対症療法である。
靴擦れが起きてから、痛みを緩和させる程度の効能しかない。
靴の内側に貼るパッドもあるが、2、3回使用すると剥がれてしまう。
ストレッチャーで革を伸ばして、靴を変形させる方法もある。
しかしそもそも靴擦れが発生する原因がはっきりせず、しかも恐らくケース毎に発生メカニズムが違う。
強引に靴の形を変えても、むしろ悪化させてしまう可能性だってある。
最初は血が出ても、我慢して履いているうちにだんだんと馴染み、やがて心地よい履き心地が得られる。
それが伝統的で正しい革靴の履き方だ・・・
そんなことを言っているから、多くの人から嫌われ、スニーカーやゴム底靴が主流になってしまったのだ。
靴擦れのメカニズムは、複雑かつ多様でなかなか解明できない。
しかし僕の場合は、足の表皮と靴の内側の革との間に、何らかの形で摩擦が起きていることがほとんどだ。
歩くたびにその部分が摺れる。
靴擦れが起きた時は、靴下のその部分も摺れて薄くなっている。
考えたのだが、踵にピッタリと密着して、踵全体を覆い隠す樹脂製のカバーなどどうだろう。
カパッと踵にはめて使う。
それで表皮を見かけ上強化するのだ。
カバーの表面がいくら摺れても、中の足は痛くも痒くもない。
肌と接するのは内側の柔らかい部分で、しっかり固定されるので影響は無い。
細かい穴を開けて通気性も確保する。
また洗濯することで衛生面でも清潔を保てる。
靴によって摺れる部分は違うと思うが、踵全体を覆ってしまえばほぼ万能で使える。
靴下に組み込めば、靴擦れ防止靴下として売れる。
しかし足側に密着させる必要があるので、直接踵にはめる方がいいだろう。
名前は・・・そう、「ズレンダー」。
「ズレンダー」がいい。
これはきっと売れるぞ!
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