SHOE BANK 5


D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

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約1週間で荷物は届いた。
ヤマトの国際便のトラッキング情報は正確さが今ひとつで、荷物が飛行機に乗った辺りで更新がストップしてしまうことが多い。
今回も、途中から情報の更新が停滞し、そろそろ日本に到着してもいい頃だよなあ・・と思っていたら、その数分後に突然荷物が届いた(笑)
靴本体の価格が安いこともあり、税金はほぼ最低料金であった。
トータルで3万5千円程度でマックニールを入手できたことになる。



アレン・エドモンズ製ブルックス・ブラザースのマックニール。
ロングウイングチップ。
アッパーはブラック・グレイン・カーフ。
ハーフ・ラバー・ソール。
97ラスト。
サイズはUS7.5E。

高校生の時、初めて買ってもらった靴が、黒いグレインレザーのリーガルだったこともあり、ロングウイングチップと言えば、まずはこの革が思い浮かぶ。(その靴は今でも大切にしている)
ところが先日書いた通り、現在本場米国製で黒のグレインレザーのロングウイングチップの靴がほとんどない。
ブルックス・ブラザース向けにアレン・エドモンズが製造しているモデルが唯一それであった。
シューバンクを利用することで、それを安く手に入れることが出来た。

マックニールは羽根が大きくて、左右からガバッと回り込んでくる。
ワイズが足に合わずに羽根が閉じてしまうと、羽根が大きいだけに恐ろしくカッコ悪く見える。
そのため意外にフィッティングが難しい靴という印象がある。
マックニールは何足か持っているのだが、なかなか合うものがなかった。

US7.5EEのマックニールは、履いていて楽ではあるが、羽根が閉じ気味になる。
またUS7.5Dのマックニールは、きつくて足が痺れてくる。
ということは、US7.5Eが僕にはベストではないか・・とずっと思っていた。

今回のブルックス・ブラザースのマックニールに関しては、すべての条件が揃ったと言える。
黒のグレインレザー、US7.5Eというサイズ、実用性の高いハーフラバー、高い値引率・・・
これを買わない手は無いだろう(笑)



実際履いてみると、意外にルーズフィットであると感じた。
例によって個体差もあると思うが・・・(笑)
足を入れるとスポッとはまるが、当たるところが無い為負担は感じない。

だがヒールは少々大きめで緩いようだ。
歩くたびに踵が少し擦れ気味になる。
そのため靴紐(これはすぐに蝋の効いたオールドタイプに交換した)を強く結んで足を固定してやる必要がある。
まだ新品なので硬めであるが、もう少し靴の反りがよくなれば、恐らく解決するであろう。
靴紐をギュッと結んだ状態でも、羽根は十分に開いてくれる。
シルエットは悪くなく、なかなか格好がいい。

思った通り、97ラストのUS7.5では、ワイズEが自分の足に合ったサイズのようだ。
より完璧なフィッティングを目指すなら、全長をもうハーフサイズ落とす方法もある。
靴はファッションアイテムなので、フィッティングよりも見た目を重視し、あえて細長いサイズを選ぶ人もいる。
97ラストの靴は、もともとずんぐりとした形なので、スマートさを出すためにも、US7.5Eがいいところかもしれない。
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