SHOE BANK 2


D810 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

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アレン・エドモンズは、一定周期で正規品のセールを行っている。
その際、セールの対象機種が、2割から3割程度値引きされて販売される。
ところがシューバンクでは、常にそのくらいの価格で販売されている。
もちろんB級品という条件付きではあるが・・・

以前より気になって、このサイトをしょっちゅう覗いていた。
今回注文に踏み切れたのは、他では入手しにくい機種をみつけたからだ。
それはブルックス・ブラザース・ブランドで出ている黒のグレインレザーのマックニールである。
アレン・エドモンズが製造し、ブルックス・ブラザースに供給している製品である。
純正のマックニールと同じ形であるが、ブルックス向けの製品の場合、ハーフ・ラバー・ソール仕様になっている。

マックニールは、米国を代表するロングウイングチップの革靴である。
個人的には、あの左右から張り出してくる四角い大きい外羽根のデザインが、あまり好きではない(笑)
しかしマックニールは米国の靴好きにとって特別なモデルであり、彼らは誇らしげにその名前を語る。

ところがここ数年、どういうわけか黒のグレイン・レザーのマックニールがラインナップから消えていた。
これは同社ばかりではなく、オールデンのロングウイングチップでも、黒のグレインレザーの設定がない。
つまり米国を代表する靴メーカー2社で、この革のロングウイングチップが入手できない状況なのだ。

ロングウイングチップというと、(かつてのリーガルの影響かもしれないが)やっぱり黒のグレインレザーでしょ、というイメージがある。
ただ黒いだけでは駄目で、粒々が型押しされたグレインレザーでなければならない。
それなのにアレンにもオールデンにもそれが無いなんて・・・
日本の代理店も、どうせなら黒のグレインレザーのモデルを別注すれば売れるだろうに。

唯一ブルックス・ブラザースから出ているのだが、そちらもあまり市場では見かけない。
実は僕はこのブルックスの靴を1足持っていた。
サイズはUS7.5Dで、試着の時少々きつめでどうしようか悩んだのだが、どうしても欲しくて買ってしまった。
黒のグレインレザーのマックニールは、他の革の同モデルと印象が変わり、かなりカッコよく見えるのだ。

しかし実際に履いてみたら、きつすぎて足があちこち痛くなり、それでも無理して歩き続けたら、ついにはビリビリと痺れてきた。
さすがにちょっと無理であると判断し、惜しかったが処分することになった。
マックニールは他にも何足か持っていて、普段はUS7.5EEのものを履いているのだが、そちらは羽根がほとんど閉じてしまい少々カッコ悪い。
以上の経験から、このラストで僕の足に合うのは恐らくUS7.5Eだろうと考えていた。
いつかそれを確かめてみたいと思っていたのだ。

しかしワイズEのブルックスなんて見たことないけど存在するのかな・・・
ブルックス・ブラザースのサイトにもワイズDしか載っていない。
そう思ってシューバンクで検索してみたら、何といくつか在庫があることがわかった。
しかも値引率も通常のマックニールよりいい。
これは「買い」だと思い、今回このモデルを注文することにした。
このサイトで検索すると、他でみつからないモデルがひょっこり出てくるので驚かされる。
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