天気雨


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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連続してハードな一日であった。
しかし新しい情報が続々と入り、充実した一日でもあった。
見知らぬメーカーのブースに行き、いろいろと話を聞いた。
ドイツ人、イタリア人、フランス人、スイス人、トルコ人、中国人、どこだかわからない人・・・本当に人種のるつぼ状態である。

昨日に引き続き、会場ではかなりの距離を歩いた。
ちょっとした山登りくらいの感じである。
足が筋肉痛であちこち痛くなっている。

夕刻頃には疲れて限界を感じたので、今日はこれでホテルに引き揚げることにした。
駅のホームで立っていると、空がにわかに曇り出し、嫌な雰囲気になってきた。
大粒の雨が降ってきて、バラバラと地面を叩き始めた。

急に激しい突風がホームを襲い、横殴りになった雨が、ホースで水をかけるように吹き込んできた。
ドーンと音がしたような気がした。
悲鳴が上がって、皆物陰に逃げ込んだ。

ドイツでもこんな天気があるのか・・・
体がビショビショになり、慌てて着ていたジャンバーのフードを出した。
真冬のように寒い。

その悪天候が、あっという間に何処かへ行ってしまった。
最初から、きっと次は晴れるぞ・・と思っていたが、案の定、急に太陽が顔を出した。
しばらく天気雨が強く降っていたが、程なく止んで青空が一面に広がった。
今度は、眩しくて目を開けていられないほどだ。
ずいぶんと極端な天候である。

ホテルの部屋に戻り、大量の資料類やサンプルを置いた。
少し休んで、軽装になって再度町にでかけた。
あえて電車は使わずに、一駅分歩いていった。
カメラを持って、地元の人しか通らないような裏道を歩くのは、なかなか楽しかった。
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