足が棒


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

大きな画像

ヨーロッパらしい不思議な天気であった。
薄曇りかと思うと、いつの間にか雨が降り出し路面が濡れている。
しかしすぐに止み、今度は晴れて陽射しが強くなる。
かと思うと黒い雲に覆われて、強風が吹く。

一日会場を歩いて、足が棒のようになった。
距離も相応なものであろう。
さすがのクロケット&ジョーンズも、小指が当たって痛くなってきた。
足が腫れぼったくなっているのを感じる。
しかし長旅の後にしては、まあ元気である。

ヨーロッパは比較的自分に合っている・・と思う。
ただ、前回も感じたが、昔のような憧れは感じなくなった。
ドイツも変わったが、もっと激しく日本が変わったのだろう。
その変化に気付くという意味でも、やはり実際に来てみるべきだとつくづく思う。

夕刻まで会場を歩き回り、その後街を歩いた。
かなり遅い時間まで明るいので、写真を撮ることができる。
ただ重い荷物を持っての移動なので、かなり大変ではあった。

そう簡単にはみつからないと思ったハインリヒ・ディンケラッカーを3時間かけてみつけた。
普通は通らない、裏道にある小さな高級ブティック。
何かに導かれたとしか思えない。

ジョン・ロブやエドワード・グリーンと並んでいた。
お店にあった一番小さいサイズで、足がピタリと収まった。
強烈なトリプルソールの存在感。
無骨でクールな黒のウイングチップは、イメージそのものである。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )