COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
マッサージ 1
D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
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昨日は日帰りで大阪まで出張してきた。
朝早く出て、ほぼ一日、夜までプレゼンをした。
帰りの新幹線の中で、疲れて1時間ほど寝た。
起きた瞬間、凄く疲労が溜まっているのに気付いた。
身体が重く、首筋から背中にかけて、ガチガチに固まっている。
一日立ちっぱなしだったからか、足も非常にだるい。
新幹線のシートの中で、辛さに思わずウーンと唸ってしまった。
これは限界に近いなあ・・と思い、何か改善の方法が無いか考えた。
もう夜も遅かったが、どこかでマッサージを受けられないか。
もうすぐ東京駅に到着するので、そこから家に帰るまでの途中の駅を検索してみた。
乗り換えの駅に、遅くまで営業しているお店があったので、電話してみた。
空いているというので、そのまま予約を入れた。
新幹線からJRに乗り継いで、荷物を持ったままマッサージ店に向かった。
大通りに面した古いビルの2階にお店はあった。
いくつか台が並んでいて、カーテンで区切られ、数名がマッサージを受けている。
ひとつの台に案内され、シャツと短パンに着替えた。
奥から出てきた年配の男性が、施術してくれることになった。
どうやらお店では、一番のベテランのようだ。
一目でここのボスであることがわかった。
横になった僕の背中に触ると、ウーン、これは硬いね・・と最初に言った。
マッサージを受けるたびに、いつも言われるのだ。
姿勢が悪いこともあるが、僕は体質的に身体が硬いらしい。
それに今日一日の疲れが加わり、かなり酷い状態になっていたはずだ。
首筋から背中がガチガチになっている、と言われた。
背中を軽く揉んだだけで、そのマッサージ師の先生の腕がいいのはすぐにわかった。
蓄積した疲労の、まさに核心をつく場所に手が触れている。
ところが、問題の背中は軽く揉む程度で、マッサージする手は腰の方に移動した。
腰の横の部分を指差し、これからここを集中的に攻めますから、と言われた。
そして、グイグイと肘で強く押し始めた。
かなり強烈な押し方である。
「こっている場所を直接押してもダメなんですよ」
途中、痛くは無いかと聞かれた。
僕は少し痛いくらいは我慢する方なので、大丈夫だと答えた。
そう言ってくれる人ならやり易い、と先生は言った。
正直なところ、けっこう痛かったが、無言で耐えた。
少し冷や汗が出てきた。
つづく。
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