COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
フォイル
D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
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NHKのBSで放映されている「刑事フォイル」を楽しみにしている。
日曜日はフォイルの日なので、夜9時には忘れずにテレビの前に座るようにしている。
正直なところ、大河ドラマより、フォイルのほうが面白い。
録画すれば・・というが、実はその時間はDlifeの「クリミナル・マインド」と重なってしまう。
我家の古い機械では1番組しか録画できないので、クリミナル・マインドのほうを録画する。
フォイルは生で見て、それからクリミナル・マインドの録画を見る。
どこが面白いといわれても困る作品である。
何とも言えない独特の魅力があるのだ。
登場人物も、ひとりひとりはとても地味である。
そういう人を意識して集めたのかと思うくらい・・・
Mrs.COLKIDによれば、子供が出てこないところがいいという。
若い人は出てくるが、子供じみた行動はとらない。
何せ第二次世界大戦中の英国が舞台である。
世の中には重い空気が流れ、浮かれた人はいないのだ。
その異色の時代設定が、この番組の第一の特徴になっている。
戦争で国家が大変な折に、町の殺人事件を追う頑固な刑事。
一方で大勢の人が犠牲になっている時に、主人公は徹底して職務遂行にこだわる。
時に軍事機密に触れてしまい、軍や国家とぶつかり合うこともある。
その時代の英国国内の事情も、初めて知ることが多く興味深い。
ヒトラーの進軍を英国内で支持する思想集団・・・
敵国ドイツ人の妻を持った男の苦悩・・・
英国への支援を明言しない米国に対する不満・・・
突然の空襲警報と部屋に飛び込んでくる爆弾・・・
戦争という狂った状況の中で、人々の心もおかしくなっている。
日本でもそうであったが、なるほど英国でもこういうことが起きていたのかと驚かされる。
主人公の息子がエースパイロットであることも個人的には魅力である。
スピットファイアの飛行シーンが随所に使われる。
番組の制作に、かなりのお金がかけられているのがわかる。
実際、制作費がかかりすぎて、シリーズ制作が中止になったと読んだ。
本国では第8シリーズで終了し、今後はオリジナルドラマ作品が作られる予定だという。
いずれにしてもこれからどのような展開になるのか、見守っていきたい番組である。
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