綱渡り

D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

大きな画像

疲れてうたた寝してしまった。
起きたら真夜中。
ビジネスホテルの硬いベッドで腰が痛くなった。

今日も慌ただしい一日であった。
みな今日中に仕事を終わらせて帰りたいらしく、急ぎ足で動くようなせわしさであった。
それでも決められた仕事をきっちりこなそうというのは、日本人らしいのかもしれない。

日中の天気はまだそれほど崩れておらず、時折雨がぱらつく程度だった。
台風は勢力が弱まり、速度も遅くなったようだ。
そのため到着がずれて、明日の朝から日中にかけて通過するらしい。

交通機関の中には、すでに運行停止を発表しているところもあるようで、もう一泊せざるを得ないと話す者もいる。
東から来ている人は、台風を追いかける形になるので不利だと言っていた。
確かに、帰宅予定の日には、ちょうど関東が台風の影響下にある頃だ。

飛行機は同じ機体が行ったり来たり何往復かする。
どちらかの飛行場が離陸、あるいは着陸が出来ないと、それ以降の便がすべて影響を受けてしまう。
同じ機体を使い回ししているからだ。
そう考えると、随分綱渡りの運航をしているものだと感じた。