D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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ある靴店で、エドモンズのマックニールを試着した。
正規輸入品なので、ワイズはDであったが、幅が少々きつめな程度で、フィッティングは悪くなかった。
むしろ3Eや2Eよりピッタリと合っている。
何より羽根の開き具合がちょうどいいのだ。
お店の人には、これで丁度いいくらいで、Eでは大きすぎるのではないかと言われた。

何だか混乱してきた。
米国製の古靴を買っても、CやDといったワイズの靴を、それほど無理なく履くことができる。
先日のデクスターのプレーントゥはワイズCだが、段々足に合ってきて、今は下手な靴よりしっくりくるようになった。
ライトのロングウイングチップも、ワイズはDであるが、右足の親指の付け根がちょっと当るくらいで、これも少し時間が経てば何とかなりそうだ。
幅が狭い分、外観は他の靴よりかなりカッコいい。

自分の足は偏平足だと思っていたが、2Eや3Eはおろか、Eでさえ大きいというのだ。
そんなことってあるのだろうか・・・
こうなると、サイズなんてものは、実はどうでもいいのではないか、とさえ思えてくる。
足が入りさえすれば、靴の方でも変形してくれるので、何とかなってしまう・・・
とまで言うと、言い過ぎかもしれないが、サイズの許容範囲というものは、実は相当広いのではないか。

トリッカーズのカントリーコレクションは、同じサイズの靴を沢山持っているのだが、全体的に何となく緩い。
踵が浮くし、羽根も閉じてしまう。
丁度いい機会だったので、お店でひとつ下のサイズを試着させてもらった。
羽根は相変わらず閉じ気味だが、足に吸い付くようにピッタリで、ほとんど遊びがない。

こっちが正解ではないかと思ったが、トリッカーズに関しては、革が硬いので、もう一つ大きい方がいいと、店員さんに言われた。
ここまで足にピッタリだと、使い出すと当るところが出るらしい。
羽根が閉じ気味なのは、この会社の特徴だから仕方が無いという。
まあモノは言いようで、こちらが正解だと言ってしまうと、以前そのお店で勧められて買った、最初のトリッカーズのサイズが合っていなかったことになってしまう。

それにしても靴のフィッティングというのは、訳のわからないものである。
もしかすると、自分の足の形そのものが、刻々と変化しているのではないかと、疑ってさえいるのだが・・・
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