キテレツ


D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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夕方になり晴れたようなのだが、知らずにベッドで寝ていた。
ここしばらくの疲れが出たのか、今日は朝から調子が悪かった。
午前中は会社に出たが、午後は表に出ることはせず、家でひとりで休んでいた。
一眠りしたことで元気が出て、大分回復したようだ。
これで今晩眠れなくなり、明日また寝不足でグロッキーになるようでは元の木阿弥であるが・・・

元の木阿弥といえば、時々すれ違う、犬を連れたおじさんだ。
いつも車から様子を見るのだが、その人が最近は実におかしな格好をして歩いている。
麦わらのカウボーイハットにサングラス、半ズボンにサンダル・・という出で立ち。
決定的なのは、その上に、強烈なグリーンの蛍光色の大きなチョッキを着ていることだ。
遠くからでも、そのグリーンが動いているので、すぐにおじさんの存在に気付く。

恐らくは自動車から見えるようにと、安全のために着るように家族から言われたのだ。
サングラスは光から目を守るためだし、帽子も直射日光を防ぐためだろう。
すべては機能的な理由からの選択だが、それにしても滅茶苦茶な組み合わせである。
恐らくおかしいと感じていないのは、当人と犬くらいのものだ。

車に乗っていて、おじさんを見た母親が
「奇妙奇天烈な格好だわ」
とつぶやいた。
奇妙奇天烈・・というのも、今時聞かない表現だ。
すんなりと母親の口から出たので、ごく日常で使われていた言葉なのだと知り、ちょっと驚いてしまった。
それで「元の木阿弥」からおじさんの事を思い出した次第。
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