万能薬


SIGMA DP1Merrill

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会社で暑い中汗をかきながら仕事をして、午後は炎天下を車で移動。
その後電車で強めの冷房に当たりながら寝たら、体調がおかしくなってしまった。
都内を歩いたが、足が重いし胃もむかつく。
よほどベンチで休もうかと思った。

これって熱中症だろうか?
熱中症までいかなくても、「気味」の状態かもしれない。
暑かったり寒かったりの環境変化に、体が適応しきれないで、なる病気だというから、条件としてはピッタリだ。
最近は歳も関係しているのか、日に当らなくても、暑い中に出るだけで胸が苦しくなることもある。

熱中症と疑わしい状態の時は、葛根湯が効くという話を思い出した。
体の内部の熱を出してくれるのだそうだ。
あくまで疑わしい程度の状態で、本当に熱中症になった時は他の薬だそうだが・・・

今回は症状が重いわけでもないので、葛根湯を飲んでみた。
効いたような気がして、少し元気になった(笑)
筋肉痛の時も葛根湯がいいと言われて、よく飲むのだが、これは実際に効く。
何にでも効く万能薬みたいだ。

戦時中満州で、仁丹をかじると何にでも効くと現地の人の間で噂になり、何かと仁丹をくれとせがまれたと、叔父が話していたのを思い出した。
もっとも葛根湯というのはけっこう強い薬だそうで、スポーツ選手が飲むとドーピングに引っかかることもあるらしい。
仁丹のように気楽に飲むものでもないのだろうが・・・
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