災害


SIGMA DP1Merrill

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電話で得意先と話していたら、「あれ、揺れていますね」と先方が言った。
少し置いて、こちらも揺れだした。
「震度4くらいですかね・・」
しばらく会話が途切れて、お互いに様子を見た。
しかしどうやら大丈夫そうなので、まだ揺れていたが、仕事の話を続けた。

毎日のように災害が続くので、あまり驚かなくなってしまった。
そんな中、今度は雷が近付いてきた。
雷のサイトで最新の落雷情報を見ると、雷雲の中心部がだんだんと近付いてくるのがわかる。

会社のある場所は、僅かに進路から外れているようだ。
それを裏付けるように、少しはなれたところにバリバリと落ちるのが聞こえる。
音のする方角が、画面上の位置とほぼ一致する。
なかなか有効なシステムだ。

しかし念のためにパソコンの電源を落とした。
電源部には工業用のガス放電式アレスターを入れてあるし、UPSも導入した。
しかし雷は、切断されたブレーカーの端子間を飛び越えることもある。
完璧な対策というものは無く、気を抜くことは出来ない。

作業が中断してしまい、仕方なく窓の外を眺めていたら、今度は激しい雨が降ってきた。
ザアザアと強烈なシャワーを浴びて、僕の車が霞んで見える。
きれいになるかな・・なんて、ぼんやりと考えた。

この状態がもう少し続くと、はけ切れない水が溢れて、会社の前の道路に溜まりはじめる。
深いところはひざに近い深さになり、車が通ると波が立つ。
ところが、会社の倉庫が浸水する直前の高さまで水位がくると、すっと退く。
別に計算して作ったわけではないのだが、その高さでどこか他に水が流れ出すようだ。

竜巻、地震、雷、洪水・・・
さてお次は何だ・・という感じだ。
家に帰ってテレビをつけると、大雨警報発令のテロップが次々に流れる。
以前よりこういう災害は時折起きているが、こう頻発すると、やはり少し気味が悪い。
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