曇りの日曜日


LEICA X1

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空は雲で覆われており天気はいまひとつであったが、何とか最後までもった。
母親の誕生日を祝い、銀座で食事をした。(詳しくは後日)

父の日が近いということで、デパートには父親向けの商品が並んでいた。
考えてみれば、ちょうど僕くらいの年齢の人がもらうプレゼントである。
しかし我家では、僕はむしろ子供のような存在なので縁がない(笑)

といいながらも、母親が僕に靴をプレゼントしてくれた。(本来なら逆だが・笑)
いつもなら黒っぽい革の靴を買うところだが、今回はイメージチェンジで明るいグレーのバックスキンにした。
女性陣は最初は反対していたが、試しに履いてみたところ、印象が変わっていいと意見を変えた。
カジュアルに使うものではあるが、ラフに扱うとあっという間にダメになってしまう素材なので、毎日履くわけにはいかないだろう。

父の日のプレゼントは、不思議と革製品が多い。
見ているうちに、革フェチとしては欲しくなってくるものが多くて困った。
自分でも作れそうなものも多く、創造意欲も掻き立てられる。
革や糸の色を自由に選んで、その場で作ってくれるお店があり、パスケースをひとつお願いした。
黒い革に赤い糸を選んだが、時計のバンドのことを思い出した(笑)

その後女性陣とは別れて、ひとりで有楽町から東京駅までぶらぶらし、JRで御徒町に出た。
ガード下のお店で革の話をいろいろ聞き、チェルケスというエンボス加工された革で作られたシステム手帳を購入した。
調べているうちに、ドイツのメーカーの現在最上級といわれる革が使われていることがわかり、欲しくなったのだ。
たまたま在庫の最後の一個だった。

歴史のあるタンナーが次々に消えていくと聞き、焦って買おうと思ったが、本当にデッドストックがそんなにあるのか疑わしい点もあるので、踊らされないほうがいいという。
輸入元の都合で、在庫をはくいい機会として利用されている可能性もあるようだ。
実際作る方の立場からいうと、伝統的な手法を受け継ぐところや余った職人を引き抜く会社もあり、有名タンナーがなくなっても必ずしも革の品質は落ちていないという。
最上級の革の需要というのは、実は業界全体で見ると非常に少ないもので、世界的にも製造元は15社くらいからずっと変動していないようだ。

その後、もう少し散歩しようとも思ったが、腰が痛くなってきたので、今日はそれまでで電車に乗って帰宅した。
帰宅後に雨が強く降りだした。
写真の方は天気が悪かったこともあり、ほとんど撮らなかった。
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