三つの段階


LEICA X1

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商品がヒットする時、売れていく段階は三つに別れ、購入層もそれぞれ違うという話が出た。

まず真っ先に飛びつく層。
とにかく新しいものが体験したいし、早く手に入れて人に自慢したい。
買ってどう役立てるかは、まあ後から考える。
発売日に店先に並んで待つし、お金が無ければ借りてでも買う。

次に、少し落ちついた段階で買う層。
この層はその製品を自分の生活にどう取り入れるか、具体的なビジョンを持っており、実際に購入する財力もあるという。
ビジョンがしっかりしているから、当然使いこなしに関しても、もっとも優れているといえる。

商売として最大のヒットにつながるのはこの時期で、うまくその流れに乗った商品開発ができると、会社に大きな利益をもたらす。
ちょうどスマートフォンがこの時期に当たるそうで、それに乗っかり新しいアプリなどを利用したヒット商売が生まれている。
また世の中の販売の形態自体も、これをきっかけに変わっていく可能性があり、革命的な変化もありうる。

最後の段階は、一通り行き渡って皆が使っているからと、安くなった商品をようやく購入する層。
買ってはみたが、どう使うのかよくわからず、大して使わないで放り出すことも多い。
もともと無くても困らなかったのだ。
この段階になると、もう商売にはつながりにくいという。

それを聞いてMrs.COLKIDは、私はiPadに関しては2番目の層だという。
必要に応じて購入し、いまだに有効に毎日活用している。
確かにそうかもしれない。
僕などはすぐに飽きてパソコンの前に戻ってしまうので、もっとも保守的でたちの悪い層といえる。
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