節電


LEICA X1

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節電の号令が出ているため、なるべく空調は使わないようにしている。
しかし限度というものがあり、体を壊しても困るので、少しだけ使用している。
エアコンの設定を28度にするというが、今日は30度で動かしてみた。
少し汗ばむくらいの温度だ。

先月だったか、東電から文書が来た。
まずは、節電のためにどのような対処が考えられるか、例が書かれていた。
その上で、あなたの会社ではどのようなことをしてくれますか?という質問があり、項目に丸をつけるようになっている。
さらには現在の会社の契約電力と、過去1年間の実際の使用量の一覧が書かれており、契約電力を変更しますか?と書かれている。
どうも言いたいことがよくわからない文書で、いかにも東電らしいといえばその通りなのだが(笑)、要は節電するという決意表明をして、会社の判を押して提出しろということらしい。

電気の専門家にも聞き、いろいろ手を考えてみたが、工場稼動の電力を抑えると、仕事がダメージを受けてしまう。
操業時間をずらして、使用量のピークをずらす手も考えてはいるが、人件費がかさむばかりでなく、コンプレッサーのように延長した時間の分動かさなければならない機械もあり、結局東電に多くの料金を払わされることになり、これも会社にとってダメージとなる。
機材を最新の節電型に買い換えてはどうかと、メーカーの営業が勧めてきたが、買い換えても効果があるか疑問だという専門家の指摘があり、具体的にどのくらい節電が可能なのか証明してほしいとメーカーに問い合わせたら、それきり言ってこなくなってしまった(笑)

一番効果が上がるものとして、水銀灯や長い蛍光灯などの電気を食う照明の低減や変更があげられる。
どこの会社もまずそこに行き着くらしい。
LEDに買い換える手もあるが、水銀灯に替わるLEDはひとつ10万円もする。
手っ取り早いのは、少々暗くても大丈夫なところは、電球を外してしまうことだ。
これでも少なからず節電効果があるだろうし、また熱を発する機材が減る分涼しくなるだろう。
それ以外には、窓ガラスにフィルムを貼る・・などの対策で、少しでも電気の使用量を抑えるように工夫している。

会社の近くのスーパーは、照明を落としているため、お店の印象が非常に暗いものに変わった。
それだけならいいのだが、冷凍庫の力も弱めているらしく、売っているアイスクリームが溶けて柔らかくなっているという。
当然冷凍食品も一部溶けているのではないか?
これでは食中毒の方が怖い。
節電の影響で、熱中症などの病気が激増することも予想される。
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