消えたお店


LEICA X1

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知人の住む街では、この数年でマンションが何棟か建ち、人口も一気に増加した。
同時にショッピングモールなどの施設も作られ、駅のホームも混雑するようになったという。
東京の中央まで出なければ買えなかったいい食材を扱うお店が出てきて、食卓の質が変わったと知人は喜んでいた。

ところが比較的質の良い食材を置いていたお店が、ある日突然閉店し、その場所から撤退してしまった。
もっぱらその店を利用していた知人は、かなりがっかりしていた。
確かにお客は少なくて、あまり売れているようには見えなかったそうだ。
ところが一方で、以前よりあった安売りのスーパーは、今でもお客がいっぱいで繁盛している様子だという。

マンションの駐車場を見ると、排気量の大きいドイツ車などもあり、かなりリッチな層が住んでいるように見える。
立派な制服を着た小学生の子供も出入りしていて、教育にもお金をかけているようだ。
マンションの価格も、都内なのでそれなりに高価なはずだ。

しかし、マンションを購入し教育費などにもお金がかかるため、案外金銭的な余裕がないのではないかと知人は言う。
購入した頃から比べると、世の中の状況も変わり、当初の予定が狂った可能性もある。
地域の商店街も、人口が増えて期待していたようだが、安売り店以外は空振りに終わりそうだと言っている。



今日の時計ベルト。
カン幅22mmのボーム&メルシエ・クラシマにメッシュの金属ベルトを付けてみた。
独・STAIB社の製品で、価格は案外高くて、よく見たら100ユーロ近くする。
ただメッシュの質感は高く滑らかだ。

実は昨日紹介したアクアテラに取り付けたステンレスのベルトは、今日一日腕に付けてみたが、重くて嫌になってしまった。
ずっしりと手錠をはめられたようで、片方の肩がこってしまう。
それに対してこちらのメッシュは、軽い上に通気性がありなかなか具合がいい。

ただ実際に腕に付けてみると、幅22mmのメッシュというのは、ちょっと大袈裟にも感じられる。
時計というより、ブレスレットを着けているように見える。
また注意しなければならないのは、調整しろに限界があることで、バックル部分の連結パーツを最大で4個(20mm程度)しか外せない。
僕の買った通常タイプでは、一番切り詰めても僕の腕には少し緩めになってしまう。

ただ腕の上で目立つのは確かで、それいいですねと何回か言われた。
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