COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
爪切り
SIGMA DP2
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爪切りで爪を切った。
職人の作った切れ味の鋭い爪切りも持っているが、切った爪が飛び散らないカバーの付いた、普通の爪切りを使った。
ここでやめておくべき、というラインを、いつも少し行き過ぎてしまう僕としては、爪を切る作業は苦手だ。
それにしても、爪を切るというのは、何て原始的な作業なのだろうと思う。
有史以来、大きな変革が起きていない分野なのではないか。
刃物で削っていたのが、テコ式になったくらいだろう。
束ねた書類を挟むと、電動で留めてくれるホチキスがある。
最初は使わないだろうと思ったが、案外便利でよく使っている。
あれと同じように、指を穴に突っ込むだけで、自動的に爪を切ってくれる機械はないのだろうか?
そのくらい進歩した道具があってもおかしくないと思う。
多くの家庭で、爪切りと同格に扱われている器具が、耳かきである。
たいてい爪切りと同じ場所にしまわれているのではないか?
あれもまた見るからに原始的である。
綿棒とか、ブラシ式のものとか、空気で吸い込むものとか、ゴムで引っ掛けるものとか、けっこういろいろな種類がある。
それぞれ試してみたが、どれも一長一短だった。
床屋で耳そうじのオプションを頼んでも、結局は普通の耳かきで掃除してくれるだけである。
たしかに気持ちはいいが、それで終わり?という感じもする。
耳そうじは、自分の目で結果が確かめられないから、これで完全・・という達成感が得られないのだ。
「ミクロの決死圏」みたいに、自分の体を小さくすることが出来たら、耳の中を徹底的に掃除するのに・・・と、いつも思う。
こうして見てみると、身の回りには意外に原始的な器具が多い。
それで当たり前のように思っているが、世の中の進み具合に比べて、何だか妙に進歩が遅い。
お風呂で体を洗うのだって、手を使ってごしごし洗うなんて、ずいぶんと前時代的だ。
洗車機や皿洗い機みたいに、台に寝ているだけで身体の隅々までピカピカになる、そんなカプセル式のお風呂が出来て当たり前だと思うのだが・・・
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