2.0


FUJIFILM X100V

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MERRELLのジャングルモック 2.0・ニット・ウォータープルーフ。
色はトリプルブラック。
サイズは7.5(25.5)。


(Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)

ジャングルモックはここで何度か取り上げているが、特に気に入っているスリップオンのひとつ。
腰を痛めてかがむのが億劫な事もあり、紐を結ばなくていいこの靴を履く機会が増えている。
まあシニア向けというか・・・(笑)

あまりに楽なのでリピーターも多いようで、もう10年もこればかり履いているという人もいるようだ。
一度この履きやすさに慣れてしまうと、抜け出せなくなる怖さはある(笑)
革靴を履くときは気合が入るからまだいいが、他のスニーカー類を履く機会が減るような気がする。

実際以前買った普通のジャングルモック(2024年4月24日の日記)はヘビーローテーションになっており、もう一足欲しいと思っていた。
それもブラックのやつだ。
黒なら目立たないので、仕事に履いて行くことが出来るからだ。

どうせなら今回はよりスタイリッシュな2.0の方にしようと思った。
梅雨が近付いているので、防水機能のある2.0は重宝するはずだ。
そこでまずは近所のABCマートに行ってみたのだが、普通のものはあっても、2.0は置いていなかった。
2.0は扱っているお店が限られるという。

それならと巨大なグランドステージ店に行ってみた。
するとこのメッシュのモデルが展示されていたのだが、ちょうど欲しいサイズが欠品していた。
調べてもらったら、都内の別のお店にあることが分かったのだが、けっこう遠い。
電車は30分程度だが、駅からかなり歩くのだ。
かと言ってやはり試着しないで買うのは危ないので、結局そちらのお店まで買いに行くことになった。
やっとの思いで手に入った一足である(笑)


(iPhone 13 Pro)

遠いところを持って歩くのが面倒なので、箱はいらないと言い、裸でエコバッグに入れて持ち帰った。
ところが家に帰ってみると、箱が無いために、これが何というモデルか分からなくなった。
ネットで検索しても、2.0はスムースレザーのものはあるのだが、メッシュのこのモデルが引っかからない。
いろいろ調べて、2021年にABCマート限定で出たモデルであることを突き止めた。
現在は公けにほとんど出てこないということは、もう在庫も少なくなっているのかもしれない。

名前の通りメッシュでありながら、ブーティ構造のメンブレンを採用しており透湿防水機能を持つ。
ヴィブラムのアウトソールを採用しており、通常のモデルよりグリップ力が上がっているのが実感できる。
色はほぼ真っ黒で、仕事に履いて行くには都合がいい。
けっこうな高機能モデルである。
靴全体の価格が上がっているので、防水機能付きでこの価格ならお買い得かもしれない。

木型が通常モデルと異なり、2.0では幅が狭まり、相対的に全長が長くなっているようだ。
バンプの辺りは少し余裕が増したという。
試着してみると確かに感触が異なり、足の両脇が押さえつけられるのがわかる。

以前は踵のホールドを重視し、サイズはあえて小さめの25にしたが、捨て寸がギリギリであった。
今回もまず25を試着してみたが、全体がギュッと締め付けられて余裕がなく、かなりタイトなフィット感であった。
革靴ならこれでいけるかもしれないが、スニーカーではちょっとね・・・

ハーフサイズ上の25.5は、案の定踵が少し緩めになる。
しかし今回は実験の意味もあり、踵のホールドの悪い25.5の方にしてみた。
アバウトに履くスリップオンなので、踵が緩めのフィッティングで正解なのか、試してみたかったのだ。

いきなり雨の日に履いて出てみた。
当然水は浸み込んでこないし、グリップも悪くない。
踵のホールドは、靴下の厚みなどで調整してみたが、少し緩い程度でまあまあ付いてくる。

履き出してすぐには、踵が擦れて靴擦れが起きそうな感触もあったが、程なく収まってきた。
クッション性がいいのでストレスは無く、そのうち履いているのを忘れるくらい慣れてきた。
これからローテーションに組み込んで、もう少しフィッティングの様子を見てみる。
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コブラヴァンプ


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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スリップオンを履く機会が増えた。
楽なのを覚えてしまい、紐を結ぶのが面倒になってきた(笑)
ならば久しぶりにあれを履いてみようかな・・と、引っ張り出してきた。
フローシャイムのユーマである。(2017年4月24日の日記


(iPhone 13 Pro)

スリップオンの中でもコブラヴァンプと呼ばれる形の靴の原点だ。
60年代のもっとも高品質な時代のもので、数年前に自分の足に合うデッドストックが奇跡的に手に入った。
以来この靴だけは大切に持っていた。

ご存じの通り、僕はスリップオンは苦手で、実は数回しか使用していない。
しかしスニーカーのスリップオンで慣れてきて、革靴の方もトライする気になったわけである(笑)
久しぶりだったので、革をしなやかにした方が良かろうと、何日か前からデリケートクリームなどで水分を補給しておいた。


(iPhone 13 Pro)

やはり紐靴のようには足に固定できないので、歩くのも恐る恐るではある。
しかしさすがは名靴だけあり、一日履いてみたけれど、特に問題は出なかった。
踵もしっかり付いてくる。
そのうち履いているのを忘れてしまう程であった。
念のためにタンパッドも買っておいたが、必要なかった。

靴の形がシュッとしていてカッコよくて、自分の足のベタッとした形状と違う。
そのため小指が押されるように感じるが、きれいに面で当たっているためか、痛くなることは無い。
スリップオンとして妥当なフィッティングと言えるだろう。
長い距離を歩くための靴ではないが、軽くカジュアルに街を歩くには最高の一足である。
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スリップオン比較


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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メレルのジャングルモック(2023年4月24日の日記)とキーンのターギー・スリー(2022年10月16日の日記)を交互に履いている。
どちらもそれぞれの会社を代表するスリップオンだ。

僕の持っているサイズは、ジャングルモックが7(25)で、ターギー・スリーは26である。
またアッパーの素材も前者がスエードなのに対し、後者はオイルレザーっぽい本革・・と違いがある。
そのため直接比較するのは少し無理があるのだが、それぞれに特色がしっかりある。


(Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)
※手前がジャングルモックで奥がターギー・スリー

どちらも「踵のホールド」重視でサイズを選んだ。
その結果、特にジャングルモックの方は、全長がわずかに短めに感じる。
しかしひとつ上のサイズにすると、歩くと踵が外れてしまう。
スリップオンは本当にサイズ選びが難しいのだ。

ジャングルモックの全長が短いと言っても、実用上は問題ないレベルで、実際にかなりお気に入りで、普段履く機会が多い靴のひとつになっている。
捨て寸は少なめだが、まったく無いわけではなく、親指の爪の上側が少しアッパーに当たる。
ただしそれほどの圧迫感はなく、普段は忘れている程度である。

ターギー・スリーの方は、柔らかい袋に足がスッポリはまる感じ。
少しルーズフィット気味だが、ストレスは非常に少ない。
細身に見えるジャングルモックの方が、寸足らずになるのは不思議ではあるが、サイズが25と一回り小さい事もあるのだろう。

見た目はジャングルモックの方が明らかにスマートである。
スリップオンではあるが、とてもスタイリッシュに見える。
ターギー・スリーはドーンと横幅が広く、先端部もオブリークトゥっぽく丸っこい。
好みが分かれるデザインで、人から何だかカッコ悪い靴だと言われることもある。


(Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)

履いた感触であるが、材質が違うので何とも言えないのだが、ジャングルモックの方が硬質感がある。
スエードなのにしっかりした感触で、引き締まった履き味である。
紐の無いスリップオンなので、ある程度強度を持たせる必要があるのだろう。

一方でターギー・スリーは、ソールの影響か、履いた感触が非常にソフトだ。
踵の周囲にも厚みのあるクッション材が入っている。
歩くとジャングルモックはカツカツという感じで、ターギー・スリーはヒタヒタという感じ。
履き心地に関しては、柔らかいターギー・スリーの方が好きかな・・・
それでいて履く頻度は、むしろジャングルモックの方が高いのが不思議なところであるが・・・

どちらにも共通して言えるのは、履いていて非常に楽で、ストレスが少ないということだ。
靴紐をしゃがんで締める必要が無いのが、こんなに楽とは思わなかった。
一度味わうと病みつきになり、リピーターが多いというのも頷ける。
それぞれに特色があるが、いずれにしても1足持っていて損は無い靴である。
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浸入


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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今日は久しぶりに大雨であった。
昨晩も何度か強く降ったようだが、マンション内なのであまり分からなかった。
今朝は玄関のドアを開けると土砂降りで、その中を出勤することになった。

透湿防水機能のある靴を何足か持っている。
こういう日や、もうすぐ始まる梅雨の季節に履くために揃えたものだ。
ゴアテックスはご存じであろうが、それ以外にも透湿防水性能を謳うものがいくつかある。
今朝の降り方を見て、その中のひとつを選んで履いていった。

道のあちこちに水溜まりが出来ていた。
やはり昨夜から降り続いているんだな・・と思いながら、その中を歩いて行った。
途中、何となく靴の中が濡れている様な感触があった。
水が浸入したか・・と思い、慌てて脱いで確かめたが、雨水が入ったわけでは無さそうだ。
まあカラリと乾いているわけでも無いのだが・・・

どうも雨がアッパーに当たり靴の表面が濡れると、内部も濡れてしまった・・という錯覚に陥るようだ。
水に濡れたため、冷たくなることも、影響しているだろう。
靴の内部が濡れるのってすごく不快だから、避けたいという気持ちが強く、センサーが敏感になっているのかもしれない。

一方で、透湿防水機能の靴でも、本当に内部まで濡れてしまう場合もある。
それも結構な確率で起きるので、こちらも敏感にならざるを得ない。
よく言われるのは、短靴の場合は履き口が低い位置にあるので、跳ねた雨水がそこから浸入する・・ということだ。
歩く時は足を前後に振るが、見ると傘の範囲から完全にはみ出しており、靴は意外に長い時間、雨に直接晒されているのが分かる。

最近は、ズボンから移った湿り気が、靴下を通して靴の内部に浸み込んでくるのではないか・・とも感じている。
雨が強く降る中を歩くと、どうしてもズボンの裾の辺りが雨水で濡れていく。
その湿り気が靴下に移り、さらにはじわじわと靴の内部に伝わっていく・・・

表面に触れる水ならともかく、衣服を伝って入ってくるとしたら、かなり厄介である。
昔、屋根から雨が漏るオープンカーを所有していたが、運転する腕にポタリポタリと落ちてくる水滴が、衣服を通して全身に染みていき、ついにはパンツまでビショビショになったのを思い出した。
あれは物凄く辛かった・・・(笑)
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仕事用


Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

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ムーンスター WORLD MARCH GE101。
アッパーはステア。
色はブラック/ブラック。
サイズは25.0cm。

靴関係のブログで紹介されているのを見て、これはいいと思い買ってみた。
外羽根式のキャップトゥでありながら、作りはスニーカーという靴。
アッパーにはシボの入った本革が使われている。


(Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)

革靴の雰囲気や上品さをカジュアルシューズに落とし込んだ「gently」というシューズラインだ。
これならビジネス用として使えるのではないかと考えた。
デザインはやけに丸っこいが、尖った革靴よりはずっといい。(個人的見解)

元来ウォーキングシューズの系統なので機能面でも優れている。
完全防水では無いが、4cmの水に8時間という防水性能を持ち、湿気を外に出す透湿機能も持つ。
表面にも撥水レザーが使われている。
耐摩耗性ラバーのソールで耐久性が高く、インソールは銀イオンの抗菌作用を持つ。

これだけ機能満載で、価格は税込み11,000円という安さだ。
アマゾンなどで購入すると、現時点で8千円台で買える。

ただし公称4Eとかなり幅広である。
それもあって、あまりスマートには見えない。
作りが大きめなので、いつもよりサイズを下げた方がいいという。
要は実際に試着してみないと、どのサイズが合うのか分からない・・ということだ。
ウーン・・・今の人の足の幅は、けっこう狭いと思うんだけどなあ・・・

試着するしかないかと思い、アメ横に行ってみた。
同社のウエブサイトの取扱店一覧を見ると、このラインを扱っているお店は限られている。
みつかるかな・・と思いながら、アメ横を歩いてみると、いつも立ち寄る靴店のビジネスシューズのコーナーに普通に並んでいた。(ただし定価販売)
販売店ってけっこう頻繁に展示品を変えるので、メーカーとしても、どこに展示されているか掴みきれていないのだろう。

25.0を試着しようと思ったら、ちょうどそのサイズの在庫が無いと言う。
仕方なく24.5を試着してみたら、かなりタイトで寸詰まり感もある。
リラックスして履く靴であろうし、やはり25.0の方が適正だろう。
しかし残念ながらお店に在庫が無いので、仕方なく購入は諦めて(笑)、アマゾンで取り寄せることにした。


(Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)

届いた25.0を履いてみたところ、今度はけっこうルーズフィット気味であった。
・・・難しいものだ。
全長は適正サイズであるが、幅方向が緩めである。

どうも僕の足と木型の縦横比が合っていないようだ。
楽と言えば楽なのだが、もう少しフィット感を上げたいところだ。
インソール交換などで調整できるだろうか・・・

革の品質感は程ほどであるが、デザインに嫌味が無いのはいいところ。
幅がドーンと広いので、あまりカッコよくはないかな・・・
作りはスニーカーのため、ソフトで履きやすい。
幅方向の緩さが気になるが、一日履いていたら、ある程度足の形に合ってきた。

アウトソールがフラットなので、やはり革靴というよりスニーカーに見える。
さらにはライニングが明るい色なので、履き口のラインがはっきり見えて、ヒールが持ち上がっているのが分かってしまう。
人ってそういうところで、靴の種類を判別しているのだ・・と分かった。
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宝物


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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今日は床屋に行った。
数週間前に予約を取っておいた。
前回から一か月半を少しオーバーしているが、まあいいところだ。
毎月行っていた頃と比べると、コスト面でも3分の1カットできたことになる(笑)


(iPhone 13 Pro)

靴はオールデンの543、外羽根のショートウイングチップを履いてみた。
貴重なモディファイド・ラストのサイズ7EEである。
華やかなフルブローグということもあり、以前は展示会などの際に履いていた。
しかし現在はその仕事が無くなり、履く機会が失われていた。

今日は天気がいいので、普段の散歩に履いてみた。
90年代の靴なので、革の質は素晴らしくいい。
太陽光が当たると赤みが強くなり、屋内ではダークブラウンになる。

エージングで革の感じがどんどん良くなっていくのは、2016年の購入当初の画像と比べるとよく分かる。
2016年5月23日の日記
革好きならたまらないだろうが、これでもより古い時代のものより品質が落ちるという。


(iPhone 13 Pro)

やはり幅広のモディファイドは別格だなと思う。
他の靴とは履いた感触が全く違う。
歩いても足の疲れが少ないことに驚かされる。

Eがいくつか付くモディファイド・ラストの靴は、その魅力に気付いて何足か購入したが、特に古い年代のものには特別な良さがある。
履き心地が素晴らしい上に品質もいいのだ。
今後ほぼ入手できないことを考えても、これは靴としては宝物であろう。

昨日とほぼ同じコースを歩いたので、トリッカーズとの差を際立って感じた。
足の形に添って吸い付くようにフィットしながら、土踏まずを持ち上げてくる感触が気持ちいい。
ただそれならまったく身体は疲れないのかというと、脚が楽な分、股関節にはけっこうくる。
運動量から言って、身体のどこかに負担がかかる事には違いはないのであろう。
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観光客


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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ゴールデンウィークに突入した。
と言っても、例によって朝から仕事をした。

午後になって都内を歩いてみたが、普通にあちこちで外国人観光客を見かける。
白人も多いが、東洋人は日本人と見分けがつかない場合もあるので、もっと多いのであろう。
特に観光地とは思えない街中でも、結構な人数が歩いているので、有名な観光地はさぞや凄いのだろうな・・・


(iPhone 13 Pro)

今日は雲が多かったが、日中は何とかもちそうだったので、ジャック・パーセルを履いて出た。
以前も紹介したが、BIOTOPの別注モデルだ。
ジャック・パーセル・ラリーがベースになっており、ご覧の通りサイドに独特の切れ込みが入ったデザインになっている。

このスニーカーはオールスターよりソールに厚みがあって履き心地がいい。
オールスターは長距離を歩くのは辛いが、ジャック・パーセルはそれほど苦痛を感じない。
シボの入った黒い革も、高級感と落ち着きがあって大人っぽい。
そのためお気に入りに加わり、履く機会が多いスニーカーとなっている。

このモデルにはベンチレーションホールがいくつも開いている。
そのため雨の日は意識して避けるようにしている。
今日は午後から怪しい空模様になってきたが、何とか雨が降る前に帰宅できた。
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ジャングルモック


FUJIFILM X100V

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MERRELLのジャングルモック。
アッパーは撥水加工を施したピッグスエード。
色はミッドナイト。
サイズは7(25)。


(Z9 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S)

90年代よりのベストセラーモデルだ。
同社を代表する製品で、ブランドアイコンにもなっている。
やはりそれだけのユニークさと完成度を持った靴と言える。

何より履いていて楽なところが、この靴が長く愛されている理由であろう。
一度履くと止められない良さがあり、リピーターが非常に多いと聞く。
特に年齢がいって、かがむのが辛い人なら放せなくなるであろう。
脱着が楽で、足への負担が少なく、機能面でも優れている・・という具合に、すべてが揃っている。

現在は機能を加えたバリエーションモデルや、より強化されたジャングルモック2.0なども出ている。
しかしあえてベーシックな普通のジャングルモックにしてみた。
日常の靴としてごく普通の使い方がしたかった。


(iPhone 13 Pro)

スリップオンなので試さないと危険と思い、お店で試着して購入することにした。
ABCマートのサイトでは、サイズの目安として、小さめの作りなので0.5cm上のサイズがお勧めとなっている。

そこでまずは8(26)から試着した。
サイドのゴムで足に固定はされるが、けっこう緩めに感じた。
一つ下の7H(25.5)にすると、フィット感は程いい感じであったが、歩いてみたら踵が外れる。
(ZOZOMATでは25.5が相性度92%でベストサイズになっている)
そこでさらに下げて7(25)にしたら、わずかに寸詰まり気味であるが、踵はしっかり付いてくる。

悩むところだが、結局7(25)を選んだ。
メンズ用として用意されている一番小さいサイズだ。
指定とまるで逆の結果となり、試着して本当に正解だった。
寸詰まりと言っても当たるわけでは無く、一日履いても問題は出なかった。

ライバルのKEENのターギー・スリーのスリップオンも持っている。
2022年10月16日の日記
サイズが違うので直接の比較はできないが、ターギーの方が幅広で余裕がある。
その分上から見ると不格好で、ジャングルモックの方がシュッとスマートに見える。
またソールの形状の関係で、ジャングルモックは土踏まずを押し上げる感触が強めになる。
ただ形としては、ターギーの方が僕の足に合っているかもしれない。
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シューツリー


FUJIFILM X100V

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理想を言えば、全ての靴にはシューツリーを入れた方がいい。
スニーカーも含めて、そうすべきだという。
しかしシューツリーってけっこう高い。
なかなか理想通りにやれる人はいないであろう。
僕のように靴を大量に持っていると、シューツリーだけでとんでもない金額になる。

以前シューツリーについて書いたことがある。
2016年9月16日の日記
もう何年も前のことなので、その後状況は変わってきている。
ネットで調べると、販売されるツリーの種類は増しているが、昨今の資材高騰のあおりを受けてか、価格は少し上がっているようだ。

僕自身もシューツリーに対する考え方が変わってきた。
以前はギュッと押し込んで、革がピンと張るものがいいと考えていた。
しかし取り出すのも大変なくらいテンションの高いシューツリーを見ていると、かえって靴を傷めているのではないか・・と考えるようになった。
ヒールに当たる部分がドーンと大きいものもあって、踵の形状を強引に押し広げているように見える。


(iPhone 13 Pro)

そのため最近は、上の画像にあるような、比較的テンションが緩めのツリーを購入している。
ネットで2,500円程度で売っているので、時折まとめ買いしている。
この形状のシューツリーは、以前は靴店がおまけに付けてくれることもあった。

もうひとつ、シューツリーの重量も問題である。
靴の内部をぎっしり埋める木の塊のようなツリーも持っているが、それを入れると靴がかなりの重さになってしまう。
棚の上の方から出し入れすると痛めた肩にズシッとくるし、下駄箱の重量が増えて危険である。

ふと気付いたのだが、何もソリッドな木の塊で作る事はないのではないか?
環境問題を考えるとなおさらである。
吸湿機能や消臭機能のある新素材を利用して、新しい時代のシューツリーを作るべきではないか。
誰か開発してもらえないだろうか。
できれば軽いのがいいな・・・(笑)
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12足


FUJIFILM X100V

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下駄箱を購入して、その中に12足の靴を入れた。
2足だけが冠婚葬祭用の革靴(アレンとオールデン)で、あとは普段履いているスニーカーである。
毎朝その中から選べば済むので、合理的だし玄関も片付く。

しかし見ているうちに、ウーム・・何だかなあ・・と感じ始めた。
スニーカーばかり並べても、いまひとつ楽しい気持ちにならないのだ。
やっぱり、こう・・・何と言うか・・・
革靴を並べたいなあ・・・(笑)

というわけで、下駄箱に入れる12足の選別の基準を変えることにした。
普段ローテーションして履いている靴だと、どうしてもスニーカーが多くなる。
それも黒っぽいものばかりだ。

使い勝手だけ考えるならそれでいいのだが、もう少しワクワクする感じを加えたい。
下駄箱の扉を開けた時に、豊かな気持ちになれるように・・・
便利さを追求するのではなく、精神的な充実を求めて靴を並べるわけである。

というわけで、何足かのスニーカーをそこから落とした。
代わりにトリッカーズのブラウン系のバートンを2足、パラブーツのポニーヘアのミカエルを入れた。
ミカエルはあえてこちらを向かせて、ポニーヘアが見えるようにした。

スニーカーはシボ革の白いオールスターと、同じくシボ革の黒いジャックパーセルを並べた。
さらにブラックのマグナーニとジャーマントレーナー・・・すべてレザースニーカーだ。
色合いもいい感じになってきたぞ(笑)

あとはブーツだな。
夏はブーツを履くことはないが、それでも並べておきたい。
ホワイツとマルモラーダがいいかな。
それともオールデン2種類か・・・

こうなると下駄箱というより陳列棚だな・・・
ふと思ったのだが、下駄箱の中を見ると、その人の人生までもが見えてくる。
よし、定期的に入れ替えて、毎日楽しめるようにしよう(笑)
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白い靴


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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晴れた日に白いレザーのチャック・テイラーを履いて出た。
コンバース・アディクトの「チャックテイラー レザー OX」だ。
まだここで紹介したことのないスニーカーだが、実はお気に入りの一足で、昨年購入して以来時折履いている。


(iPhone 13 Pro)

清潔感のある白いレザーのスニーカーであるが、しぼの入ったイタリア製の革は高級感も併せ持つ。
やはり一般的なキャンバス地のものとは一味違う。
そこが凄く気に入っている。

真っ白いスニーカーなので、気をつけていても汚してしまう。
一日歩いて帰宅すれば、摺ったりぶつけたりして、あちこちが黒くなっている。
それが嫌で白いスニーカーを履かない・・という人もいるほどだ。
扱い方がラフで、年中ぶつけてしまう僕の場合、なおさらである。

そこでいつかも紹介した秘密のクリーナーの登場である。
2022年10月6日の日記
こいつをタオルにシュッとやって拭えば、新品のように真っ白になる。
白いスニーカーには必需品であろう。
外出するたびに、このクリーナー(というか、本来は防水・保護スプレーだが)で汚れをきれいに落としている。
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横を向くタン


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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電車に乗ると、つい前に座った人たちの足元を見てしまう。
その中に時々、スニーカーのシュータン(ベロ)の部分が、極端に外側に傾いている人がいる。
左右とも大きくずれて、あさっての方向を向いている。
男女とも見るが、どちらかというと、女性の方が多いように感じる。

真ん中にあるべきものが無いので、非常に気持ちが悪い(笑)
あまり気にすると、こちらが強迫性障害かと疑われるが、あそこまで派手にずれていると、やはり気になる。
最初はファッションのつもりなのかな・・・とも考えたが、そうではないようだ、
何だか凄くだらしなくも見える。

調べてみると、足の甲が高いとか、紐をしっかり締めていないとか、いくつかタンがずれる要因があるようだ。
基本的にはスニーカーが足の形に合っていないのだろう。

何年か前の話であるが、無名ブランドのヴェンテージ・ブーツを購入したことがある。
どこかのお店でデッドストックをみつけて気に入ったのだ。
ところがその靴を履いて歩くと、なぜかタンがどんどん横にずれていく。
他の靴ではそういうことは無いのに、その靴だけタンがずれる・・という現象が出る。

何とかならないかと思い、行きつけの靴店にお願いして、タンの途中に靴紐を通すループを取り付けてもらった。
別の革で作ったパーツを縫い付けて、上手い具合に作ってくれた。
しかしそれでも、そのループの許す範囲で、タンが横を向こうとする。

やはりその靴は、形自体が僕の足に合っていなかったのだろう。
結局履くのが嫌になり、人に譲ってしまった。
というわけで、タンがずれるようなスニーカーは、早く別のものに替えたほうがいい・・と言いたいのである(笑)
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万能


FUJIFILM X100V

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先日の雨の中、コンバースのシェブロン&スター ODB CP / Name. CAMPING SUPPLY アウトドア ブーツを履いて出た。(名前が長い・笑)
2022年8月29日の日記
暖かくなってきたので、ブーツは一度ケースにしまったのだが、天気が悪く肌寒かったので、また引っ張り出してきた。
ブーツ型のスニーカーだが、お気に入りの一足である。
インソールだけシダスのものに交換してある。


(iPhone 13 Pro)

このブーツは冬の間かなり履く頻度が高かった。
機能面でほぼ万能なのだ。
・軽くて履いていて疲れない。
・アウトドア用で防水性能が高い。
・ブーツなので暖かい。
・地味なので会社に履いて行っても問題ない。
・オレンジ色の入った靴紐がお洒落でカッコいい。
今日はどれにしようかと迷った時は、このブーツを選べば間違いはない。

もし同じ形でダークブラウンのスエードが出たら、絶対買おうと思っていた。
いや、これと同じ黒でも、もう一足欲しいくらいだ。
それほど気に入っている・・というか、重宝している。

意外にこういうブーツがないのだ。
ところが販売サイトを見ると、セールで安売りされているではないか・・・
売れ残ったのかな。
こんなにいい靴なのに、みんな知らないんだなあ・・・
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くしゃみ鼻水


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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花粉が飛んでいるね。
お陰様で目は全快したが、今日は夕刻になってから急に鼻水が出始めた。
くしゃみも連続して出ている。
花粉症って、何かをきっかけに、急に症状が激しくなる傾向がある。


(iPhone 13 Pro)

そんな花粉の飛び交う中、今日はブラウンのグレインレザーのミカエルを履いて出た。
パラブーツの中でミカエルのシリーズだけはお気に入りで、どれも手放さずに持っている。
同社には全般に僕の足の形にしっくりこない靴が多く、ミカエルも例外ではないのだが、このモカシンタイプの靴には何か他の魅力があるのだ。

例によって踵は緩くぶかぶかだ。
木型のせいなのか、技術的なものなのか、あるいはフランス人に踵が大きい人が多いのか・・・
特にこのマロンのグレインレザーのミカエルは、サイズが40.5と少し大きい。
他のミカエルは40なので、もうハーフサイズ下げてもよかった。

ただ40の方も、やはり踵は緩いので、実際に履くにあたっては大差ないのかもしれない(笑)
このブラウンのミカエルを履くときは、厚手の靴下を履いたりして上手く調整している。
それで何とかなってしまっている。

多分この緩さというか、アバウトさがこの靴の魅力なのだろう。
もともと靴紐が2穴のため強く固定できない構造で、どうしてもつっかけのような履き方(とまで書くと大袈裟ではあるが)になってしまう。
そのため少々踵が緩くても、それほど気にならないのかもしれない。
形も足には合っていなくて、常にどこかしっくりこないのだが、まあいいか・・で済んでしまう(笑)

ファッション誌などの影響かパラブーツが人気のようで、若い人が電車の中などで履いているのをよく見かける。
恐らくスニーカーばかり履いていて、革靴はパラブーツが初めて、という人もいるだろう。
だが個人的には、革靴ってこういうものじゃないよ・・と言いたくなるのであるが・・・(笑)
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復活


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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朝夕はまだ寒いが、日中は20℃前後まで上がるようになってきた。
4月ごろの陽気だという。
桜の開花もいつもより早くなりそうだと言っていた。
そろそろブーツから短靴に切り替えはじめている。


(iPhone 13 Pro)

またも久しぶりのトリッカーズである。
マスター・アンド・コーの別注品だ。
2013年に購入したが、あまり履くことが無く、箱にしまったままになっていた。
たまたまその箱が目に留まり、久しぶりに中から出して履いてみた。

英国製のロングウイングチップ・・・
グレインレザーの外観が気に入って、思わず買ってしまったのだが、どこか亜流のような気がして、次第に履かなくなってしまった。
その後オールデンをはじめ、アメリカ製のロングウイングチップをいろいろと入手したこともあり、出番が少なくなったのだ。

もうひとつ履かなくなった理由がある。
恐らく4444ラストを使っていると思われるのだが、通常のバートンなどと比べると、履き味にかなり違いがある。
一般的なカーフが、硬めのカリッとした質感なのに対して、このグレインレザーは少し柔らかくて粘り気のある感触になっている。
そこに硬くて重量級のコマンドソールを組み合わせているので、足にまとわりつくような独特の重さを感じさせるのだ。
最初はけっこう履いていたのだが、その重さが気になり始め、積極的には履かなくなっていった。

外観はカッコいいし、人からもそれどこの靴ですかと聞かれることが多い。
トリッカーズらしい丸っこさと、シボ革、ロングウイングの組み合わせが新鮮に見えるのだろう。
ウイングから先端部までが長いデザインの割りに、ボールジョイントの位置は合っていて、曲げ皺がウイングにかからない。

実は久しぶりに履いてみて、最初は以前と同じように重く感じた。
そこでシダスの薄手のインソールを入れてみたところ、それだけでかなり改善された。
靴の形自体は、足に合っているとは言い難いのだが、足がしっかり固定されることで安定したのだろう。
このシリーズは、いつも緩めのサイズを選んでいたが、この革(とソール)との組み合わせでは、隙間が無いフィティングの方がよさそうだ。

しかも羽根がしっかり開くようになった。
もうそれだけで、インソールを入れた価値があった(笑)
シダスのインソールで復活した一足と言えそうである。
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