酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

「武」と「豊」で小波乱?~皐月賞はひねくれ予想で

2007-04-15 00:20:16 | 競馬
 桜花賞は何とか的中した。まぐれが続かないのは百も承知だが、皐月賞は欲得ずくめで予想する。

 ひねくれ者ゆえ、アドマイヤオーラとフサイチホウオーにはシンパシーを感じない。社台ブランドの血統、冠付きの馬名、鞍上に名手……。人間に喩えれば天下りが保証された青年官僚で、ケチの一つも付けたくなる。

 不安材料が多いのはホウオーの方だ。共同通信杯から皐月賞直行のパターンに好走例は少なく、調教も今ひとつだった。アンカツは中山を苦手にしているし、最内枠を引いた。対するオーラは、母ビワハイジの早熟DNAが心配だ。デビュー時点から14㌔減の馬体に、連戦の疲労が蓄積していても不思議はない。ともにダービーを射程に入れている以上、武豊とアンカツは極端な戦法は避けるはず、中団で互いを意識し過ぎると、そろって勝機を逸しかねない。

 展開を考えて、アサクサキングスを本命に推す。2~3番手で折り合えば、逃げ粘りも十分だ。武幸は一時期、「追えない騎手」のレッテルを貼られていたが、ソングオブウインドで菊花賞を制し、カワカミプリンセスとのコンビも決まるなど、上昇気流に乗っている。対抗は鬼脚ココナッツパンチだ。キャリア不足を露呈する危険もあるが、調教で好時計を連発しているように伸びしろは一番か。異能派の「武」幸、一匹狼の吉田「豊」の好騎乗に期待したい。

 母系の和風血脈に思い入れはあるが、420㌔を切る馬体では混戦を勝ち抜けないとみて、ドリームジャーニーは3着までとした。気性難のヴィクトリーは騎手決定の過程も?だし、ナムラマースの藤岡佑はアウエーで「GⅠの洗礼」を浴びるだろう。両馬に合わせ、低レベルのスプリングS組もまとめて切る。

 結論。◎⑫アサクサキングス、○⑱ココナッツパンチ、▲⑮アドマイヤオーラ、△①フサイチホウオー、注⑥ドリームジャーニー。馬連は⑫⑱、⑫⑮、①⑫、⑮⑱、①⑱の5点。ワイドは⑫⑱1点。3連複は⑫⑮⑱、①⑫⑱、⑥⑫⑱の3点。3連単は<⑫・⑱><⑫・⑱・⑮・①><⑫・⑱・⑮・①・⑥>の18点。

 午後3時40分は仕事の最中で、結果は数時間後に知ることになる。射幸心をキング級の時間差パンチで粉々に砕かれ、ヘナヘナへたり込むに違いない。

コメント (2)
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