つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

烏瓜のリース

2007-11-16 | わが家
 奈良の前田様から、今度は烏瓜のリースの写真が届きました。クリスマスまでの時季を飾られているようです。面白い発想だと思いました。9/9にupした珍しい烏瓜の花の写真も、送って頂きました。いつもありがとうございます。
 烏瓜と言うと、県美術館長が好んで描かれるテーマであることを思い出します。構図を変えながらも、展覧会には常に烏瓜の油絵の大作を出品されていました。
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公民館短歌会 26

2007-11-15 | 短歌
 先月の文化祭の反省を交えての短歌会でした。3度目の出品でしたが、記録写真を見てもまずまずの出来で、嬉しく思いました。
 今月は旅行シーズンにふさわしく、旅の歌が目立ちましたが、平穏な暮らしの中の作品を、今日の一首に選びました。所属する「高嶺」短歌会も不断着の歌を重視しています。(写真は秋明菊・キンポウゲ科)

秋雨が降るたびごとに一度ずつ気温下がるを日日実感す  Mさん
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アルゼンチン・タンゴ 2

2007-11-14 | 文化
 昨年(11/23)に続いて、今年もHさんにチケットを頂き、アルゼンチン・タンゴを鑑賞しました。昨年とほぼ同じメンバーです。岐阜のあと、富山、そして四国公演と続くようです。日本では、もう14年も毎年コンサートを開き、片言の日本語も交えての公演です。プログラムも去年と似ていましたが、年一度これを聞くのもいいかなと・・・今年は、歌手と一緒に皆で「べサメ・ムーチョ」を歌うコーナーがあり、つい声をあげ・・・スペイン語を習っていた頃覚えましたので・・・
 Hさん、ありがとう。
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エンジェル・トランペット 2

2007-11-13 | ガーデニング
 10月から、2年ぶりにエンジェル・トランペットが次々と咲いています。別名は、キダチチョウセンアサガオ、又はダチュラ。鉢植えにしていましたが、丈が2m以上になり、根が鉢を貫通し、別の場所にも芽を出しています。凄い生命力です。最初蕾は30個ほどありました。ナス科。中南米・インド地方原産。
 冬は室内に入れていましたが、今年は枝を相当切らないと無理です。どの地方まで外で越冬できるか知りませんので、鉢から出た部分で試してみたいと思います。
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歌集「盡光集」

2007-11-12 | 短歌
 伊藤先生を私に紹介下さった岡田先生の歌集「盡光集」です。194ページ。1989年刊。この前に出版された「拓韻集」と、この後に出された「惜命集」の3部作は、たぐい稀な才能の片鱗を思わせるものがあります。神戸市のK大学教授でしたが、定年退官され、伊藤先生のように無碍無心の神遊びをされているのではないでしょうか。実に物静かな人という印象で、手紙の文字は端正というべきか・・・右下は平等院で買った文鎮。

朴の花咲ききはまりて散りしとき五月の闇は深みゆくべし
天の声うつつの耳にひびく夜はわがたましひの星辰に似む
しろがねのひかりの空と思ふまで虚空を磨くきさらぎの風
玄黄の天地の間(かん)にたたずみて白き頁の詩集を開く
わがいのちの光尽くさばいつの日かいのちは時間(とき)の光にぞ似む
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歌集「遊魂華」

2007-11-11 | 短歌
 これは、ここしばらく作品をupしている伊藤先生の生前の歌集「遊魂華」です。137ページ。平成12年刊。この時御年90歳。それから暫くして亡くなられました。これまで4冊の歌集を頂きましたが、これが最後。地味な表紙となりました。達筆な先生らしく、タイトルは自筆。
 
歌心もえて開(ひら)くる一瞬を何に譬へむ花にたとへむ
九十年苦楽に夢をこきまぜてわが人生のさいはひとせり
霊魂の不滅にあらば次の世も楽しくぞあらむわが歌行脚

 第一、第二歌集の序文は中河与一氏。この本の序文は、歌人で神戸の大学教授だった岡田先生。彼は私の知り合いでもあり、伊藤先生を紹介して下さった人です。以下は、序文の一部。

 ・・・日の本の山河が輩出し続けて来た妙にして貴なる文人の裔として、願わくはなお白寿仙境に飛翔、遊戯三昧、悠々自在、無碍無心の神遊びを楽しまれんことを・・・(碍は原文は、石偏に疑)

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茶杓入れ

2007-11-10 | わが家
 昨日の続きです。伊藤先生作の茶杓入れは、中に茶杓も入っていました。こちらは自作かは聞いていません。「中に茶杓も入れてあるよ」と笑っておっしゃっていました。茶杓入れの外側には、李白の七言絶句の漢詩が刻まれています。有名な「白髪三千丈・・・」です。蓋は、勿論ぴったりかみ合い、螺鈿の粉がちりばめられています。
 先生は早朝起床し、診察前に毎朝作品を制作されていました。診察時間外のある日の午後訪問すると、玄関には小川芋銭の絵がさりげなく掛けてありました。そしてまず、大先生にですか、若先生にですかと問われました。息子さんも医師。カーテンで仕切り、同じ診察室で仲良く診察。羨ましい親子でした。
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香合

2007-11-09 | わが家
 茶室を作り、この香合も日の目を見るようになりました。床の違い棚に飾っています。これは、橙の中身を取り除き、形が崩れないよう皮を乾燥させ、内側には金泥が塗ってあります。そして、外側には一枚の葉が金で描きこまれています。
 これは、東京での知り合いだった、今は亡き伊藤先生の作品。歌人で歯科医師の先生は、毎年たくさんの香合や茶杓入れを、「医家芸術展」に出品されていました。そこで気に入った作品を分けてもらいました。他に、蓮の実の香合、茶杓入れなどもあります。   合掌
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美濃と平家物語

2007-11-08 | 歴史
 久しぶりに県図書館主催の講演会に出かけました。講師は以前弁論大会の審査員をして下さった弓削教授。専門は中世の文学です。
 「延慶本平家物語」巻5に、1180.8.17.頼朝が伊豆に挙兵、山木兼隆を討ち、討ちとったのが加藤次景廉(かげかど)と記されています。景廉は途方もなく武力に優れていて武勲をあげ、その褒賞として頼朝より美濃(岐阜)の岩村が与えられました。始めて平家物語と美濃の関連を知りました。岩村城には、景廉の木像があるそうです。
 江戸時代には、岩村藩(恵那市)は県内でも屈指の人物を輩出し、佐藤一斉もその一人。一斉のことは、2006.9.19と、2007.6.18にも触れています。その名を再び聞けたことは嬉しいことでした。恵那市の苗木城址や明智を訪ねたことも思い出しました。明智城で明智光秀は、出生したと言われています。
 2006.9.19に書くべきでしたが、佐藤一斉の有名な言葉を記します。これは、かつて図書券プレゼント用のカバーに書かれていたし、小泉元総理も話題にされました。(写真は近くのコスモス)

少にして学べば、則ち壮にして為すことあり
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず
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熱田神宮 1900年

2007-11-06 | Weblog
 名古屋市の熱田神宮は、平成25年に創祀1900年を迎えます。それに伴い平成21年秋、社殿造営が竣功されます。夫の趣味の会の会場が今回熱田神宮でしたので、幾許かの寄付をしたらしく、記念の品を頂いて来ました。紋章を型取った小さい干菓子もつけて・・・1900年前は、欧州ではローマ帝国。中国では後漢時代にあたります。
 初詣には三が日で250万人。かって1/1に行きましたら、もみくちゃにされ本殿に近づくことは容易ではありませんでした。毎年5/1には、平安時代から伝えられている舞楽神事が今も行われています。能楽堂もあります。下の写真は、後日奉賛金のお礼状とともに届いたしおり。「このしおりは、ご社殿の屋根に用いる銅版と同じもので奉製いたしました」と裏に書かれています。真中あたりの模様が銅です。さらに「神と人心を結ぶご造営」と・・・

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