つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

79階高層ビルはなぜ揺れた?

2021-06-01 | Weblog

これは台湾の林建良さんのメルガマより

中国の深圳で
5月18日、19日、20日の3日間、
超高層ビル(79階) が30分間揺れるという
事件が起きました。

その原因について、中国当局は
発生直後の18日の内に発表。
その要因は3つで、
1.風の影響
2.温度差
3.地下鉄による振動

これらの要素が重なったことが
ビルの揺れの原因であると言います。
ところが、この回答には
いくつか不可解点があります。
そもそも、
揺れた当日は風は強くない、
そして
温度差は摂氏8度と、
それほど大きくはない。
そして、極め付けは、
発生からわずか数時間で
結論を出すのはおかしいということ。
中国当局の説明では
誰も納得できない
今回の揺れる高層ビル事件。

いったい中国で
何が起きているのでしょうか…?
◯ビル設計の異変

今回、注目された
深圳のSEG PLAZAという超高層ビルは
完成して22年の比較的新しいビルで、

アメリカエンパイアビルが
92年間、安定していることを踏まえると、
年数に関してはまだまだ
大丈夫であると考えられます。

ただ、
問題はその設計にありました。
1996年、
中国設計一等賞に選ばれるほど
中国では認められた設計でしたが、
2001年、中国のある学生が
このビルについての修士論文のなかで
設計の異変について言及しました。
その異変とは、、、

このビルは作りながら設計された。
本来は
設計図が完成してから建設に
取り掛かるものですが、
この高層ビルについては
設計図が完成しないまま
着工されたというのです。

また、深圳には
「深圳速度」という言葉があります。
深圳速度とは
3日間で1フロアを作るという
異常な建築速度のことで、
中国の急激な経済成長を
表現として知られていますが

それと同時に
倒壊や火事が多発しており
安全面の抜け漏れが見受けらます。
今回のビル建設に関しても、
実際、2.7日で1フロアを完成させたと
言われており、
安全面に関して、
決して万全とは言い難いでしょう…
◯なぜそのような建築が
 中国では良しとされているのか?


今回の一件には
中国人の本質が大きく影響していると
考えられます。
その性質とは、
①虚栄心
 外観重視。中身よりも外観。
②利益追求
 1ー海砂の使用。
   価格は通常の半値だが、鉄筋が腐食する。
 2ー賃金の安い農民工を雇うことが多い。
③維持管理に無関心
 建築側だけでなく、
 建築物の所有者もさえも無関心。 
これらのことから
ただビルが揺れただけでなく、
そこには中国人ならではの
理由があったということがわかるでしょう…
◯政治的影響は?

普段なら、中国高官は
事故現場に出向くことはありませんが、
今回の揺れる行動ビル事件では
習近平の側近の一人、
李希が現場に駆け付けていました。
それもそのはず、
もしもこのビルが倒壊すれば、
その責任を担う李希は
言い逃れができず、

習近平の政権体制にまで
影響する可能性があるのです。
揺れる高層ビル問題はどうなるのか、
今後の動きに注目です。

林建良


もう咲き終えているヒメウツギ


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2 コメント

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Unknown (tona)
2021-06-01 10:29:22
中国に関するニュースをいろいろ見ていて驚くことばかりです。
このニュースもいかにも中国人の心理をついたそのものですね。
一方では宇宙をめざし、あるいは世界の海を我が物にと、どこまでやれば気が済む。いえ、そんなことはないのですね。
返信する
tonaさま (matsubara)
2021-06-02 07:57:21
中国のことは、いろいろ見ますと
黄色人種でも全く日本と違うことを
感じます。
最初に中国に行きました平成二年には
余りにも日本人と感覚が違うのに大層
驚きました。
有名な公園とか建物でも何でも美的感覚が
恐ろしく違うのです。石なども無気味でした。
日本庭園の美しさは世界一です。

ああいうことから中国人の中身が
不可解で何をするか分からないと言う
無気味さがあります。
返信する

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