数詞
2017-06-15 | 学校
先日の放送大学の国語セミナーでは、いつもFさんが新聞の切り抜きなどを持参し、話題提供されるので、私も日経新聞の記事をコピーして配布しました。彼はいつも朝日なので。ところがこの日は私の提供した俗語の記事よりも、Fさんの週刊誌の写真記事の方がよくて、私にも有益でした。さすがです。こういう記事を見つけられるとは・・・先月の歌会でとりあげた数詞についての更に詳しい解説でした。ここには多すぎて紹介しきれません。数詞だけの本も持っていますが、更に多くて混乱します。
抜粋すると、愛犬は一匹と数えますが、警察犬は一頭。蝶も一頭。うさぎの一羽とか、たんすの一棹(さお) はよく知られています。飛行機は一機で、墓と鳥居とエレベーターは一基。豆腐とはさみとまな板とバイオリンは、一丁。イカは一杯。手袋は一双。トイレの便器は一据(すえ)。扇子は一面。お守りは、一体。葉書は一葉。碁盤や将棋盤は一面。のれんは一垂(たれ)。誰も知らなかったのが栗の一鞠(まり)。それと虹の一橋。日本語の美しさが光ります。日本語を学ぶ留学生泣かせの数詞ですが・・・ この記事にはなかったのですが、屏風は一曲、一双です。
日経新聞 5/18付け
難しいですね。
私も改めて学ばせて頂きました。
掛け軸は一幅だったり一本だったり・・・。
果物だと蜜柑と葡萄では数え方が違いますしね。
なかなか難しいですよ。
これまで知らなかったことが多すぎて
恥入っています。
55年くらい前、岐阜大学に留学していた
フィリピン人の学生も悩んでいました。
そうですね。掛け軸は書いていませんが
一幅でしたね。巻いてあるままですと、
一本ですね。
葡萄とバナナは房のままですと、一房で
バナナはばらすと一本になりますね。
みかんは、個体のままですと、一個ですが、
ばらすと一房ですね。
外国人は困るようです。
上の数詞、随分知らないのがありまして、ここに書かれているだけでも覚えたいものです。
こういう言葉の他、日本語に日々触れていますと外国人にはとても難しいのではと思われる言葉がたくさんありますね。
流暢に話す外国人の話を見聞しますともう驚嘆の連続です。
まとめて話しました。
もっと本格的な書物も持っているのですが、
あまりにも多すぎて教材にならなかったのです。
丁度手頃な数でしたので、教材にしました。
どのあたりで切るのかが、難しいのです。
専門的すぎる場合ですと、歌にも使えません。