つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

パラリンピック東京大会開会式

2021-08-25 | 歴史

 昨夜は第16回夏季パラリンピック東京大会の開会式でした。一年延期されても、コロナでまだ危機的状況が続き、無観客です。161ヵ国、地域と難民選手団と合わせて、史上最多の4403人の選手が参加。競技は9/5まで。22競技、539種目です。日本選手団は紅白のユニフォームで、254人。五輪の時と同じく50音順で入場し、日本は最後に行進しました。五輪と違うことは、ギリシャが先頭でなかったことでした。

 パラリンピック発祥の地の英国で採火。英語と日本語の二か国語で進められました。開会式はフランス語もありまだるっこしいものもありました。五輪のバッハ会長より国際パラリンピックのハーソンズ会長の挨拶の方がメリハリがあってよかったです。

 車椅子姿で「片翼の小さな飛行機」を演じた少女は、都内の中学二年生。5000人の中からオーディションで選ばれたそうです。先天的に両足と左手が使えなくて、この日のために練習を重ねたそうです。人口の15%が五体不満足であることは知りませんでした。

 先月の五輪から世界情勢が変わり、アフガニスタンは不出場。タリバンが支配し、政情不安になり、パラリンピックどころではないようです。政治はスポーツに持ち込むなと言われてもなかなか理想通りに行きません。57年前の東京五輪は難民の選手団もなかったし・・・ロシアの選手もドーピンク問題で国単位では出ないのは五輪と同じですが、旗掲揚の時の曲がチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番であったことには気づきませんでした。

 

8/25付け中日新聞

コメント (4)
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