つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

亡命した選手は安全なのか?

2021-08-11 | Weblog

 これは北野幸伯氏のメルマガからです。

<東京オリンピックに出場した東欧ベラルーシの女子陸上
選手が1日、代表チームの運営について不満を公言した後、
コーチらに強制帰国させられそうになり、帰国を拒否した
問題で、選手は2日午後、都内のポーランド大使館に入っ
た。

ポーランド政府は同日、選手に人道査証(ビザ)を発行し
た。

国際オリンピック委員会(IOC)は3日、正式調査に着手
したと明らかにした。ポーランドのマルチン・プシダチ外
務次官は、クリスティナ・ティマノフスカヤ選手(24)が
「スポーツ選手としてのキャリアを続けられるよう必要な
ことはなんでもする」用意がポーランド政府にあると話し
た。>

めでたいことです。

しかし、正直いうと、「ポーランド亡命で安全なのだろう
か?」と心配になります。

なぜでしょうか?

ポーランドは、ベラルーシの西隣の国だからです。

ロシアの西隣にベラルーシがあり、その西隣にポーランド
がある。

「別に西隣にあっても、亡命しちゃえば安全なのでは?」
と思いますか?

ところが、ロイター8月3日は、ベラルーシから、南の隣国
ウクライナに亡命した人の、「不自然な死」について報じ
ています。

<ウクライナに亡命したベラルーシの活動家が3日早く、
ウクライナの首都キエフにある自宅近くの公園で遺体で発
見された。

ウクライナの警察は殺人事件として捜査を開始した。

亡くなったのは、迫害を逃れてきたベラルーシ人を支援す
る組織「ウクライナのベラルーシの家(BUD)」のリー
ダーを務めていたビタリー・シショフ氏。

キエフを拠点に活動を続けていたが、今月2日、ジョギン
グから帰宅しないとパートナーが警察に通報していた。
シショフ氏は首を吊った状態で発見されており、ウクライ
ナ警察は、犯人が自殺を装った可能性もあるとみて、殺人
容疑で捜査を進めている。>

この死、独裁者ルカシェンコと無関係だと思いますか?

証拠がないので断言はできませんが、「極めて怪しい」ぐ
らいはいえるでしょう。
というわけで、ベラルーシと国境を接するポーランドに亡
命するティマノフスカヤさんも心配です。

できれば、イギリスとか、アメリカとか、もう少し離れた
場所に亡命できればいいのにと思います。

日本に帰化してもらってもいいのにと思います。


庭のホソバタカサゴユリ

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする