つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

青年海外協力隊

2013-11-22 | ボランティア
 10年前、青年海外協力隊(JICA) の一員として、2年間エチオピアに行かれていたFさんの報告が昨日、放送大学岐阜学習センターでありました。
Fさんは当時中学の英語教師。彼女は、中学時代、ユニセフ親善大使の黒柳さんが、アフリカの子供と写っている写真を見て、将来そういうボランティアをしたいと思われていました。

 教員時代、思い切って申し込まれ、エチオピアに行かれることに決定。かなり厳しい状況でしたが、任務を果されて来られました。当時を振り返りながらお話されました。エチオピアは高地が多く、首都アジスアベバは、海抜2500m。高山病にかかり、鼻血がしばらく出たそうです。

 まだ女子の割礼があったことは、ショックでした。今も男尊女卑で男子は子供の時から働かないそうです。学校は教師と教室不足で満員。教科書も5人で一冊という環境の悪さの中で登校してくるそうです。教師は薄給のため、卒業後は銀行員などにになったりするため、万年教員不足。
 問題は、子供のエイズ。大人に責任があるのですが、解決には程遠いです。アフリカ諸国はどこも同じような深刻な問題を抱えたままです。

 基本的に英語は通じるのですが、現地語が部族によって異なり、3種類ほど。イタリア語に似ているものもあるそうです。お札に書いてある文字の一つは、ヘブライ語に似ている現地語。

 なお、40歳から69歳までの人は、シニア海外ボランティアに応募することが出来ます。
 
     
      エチオピアはアフリカの東北の位置 アジスアベバは真中あたり

  
     通貨の単位はセディ

      
      長い紐状のものにして巻いて焼く

    
     満員の教室の様子 一度に入れないので午前午後に分けます

    
     自然環境

    
     紐で編み方を指導し販売

  
  原住民は、唇の下に切り込みを入れてこれを挿入 陶製



     

   

コメント (4)
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