つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

薄墨桜 2

2011-07-13 | 岐阜県
 国指定の天然記念物・薄墨桜を6年ぶりに見に行きました。近くまで来たので、葉桜もきっと勇壮だろうと寄ったのです。教え子のFくんが訪ねてきてくれたこともあって・・・前回は、2005.4.20に記録しています。但し、この時も落花後。高さ17.2m、幹回り91m、枝渡り東西24m、南北21m。

 天然記念物に指定されたのは、大正11年。もう90年前のことです。1500年前、迫害を逃れてこの地に王が潜んでおられたのですが、29歳のとき、継体天皇として迎えられました。雄略天皇の執拗な詮索から逃れて、幼少の時から美濃の山奥に隠れ住んでいたのです。この地を去るにあたり、記念に植えられた桜と伝えられています。その時に詠まれた歌。

身の代と遺す桜は薄住よ千代にその名を栄盛へ止むる

 さすがにこの時期は観光客も少なく、私たちを含めて6人。いつもなら駐車場から15分ほど歩かねばならないのですが、桜の木の前でもOKでした。

 上の写真は、山を背景に撮影。下の写真は逆方向から撮りました。岐阜市からかなり北方向にあり、福井県に近く、幾分涼しいのか、まだ紫陽花が近くに咲いていました。最下段の満開時の写真はネットより。



     
     (ネットより)
コメント (10)
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